【要望】「検索文字列の取得」についてNo.31960
田中K さん 13/02/07 16:04
 
お世話になっております。
現在、「秀丸エディタ 32bit Ver8.30β21」を利用しております。

さて、ヘルプの「目的の単語がカーソル位置付近にある場合」項には、
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検索したい文字列が単語であって、しかもそれがカーソル位置付近にある場合は、ま
ずカーソルをその単語の上に移動してCtrl+Fを押します。すると、目的の単語は検索
のダイアログボックスに自動的に取り込まれている(検索文字列の取得 )はずです。
=====
と書かれております。

一方、実際の動作は、
例えば、"word abcd"という文字列があった場合、
(a)'w'の直前にキャレットが位置しているときにCtrl+Fを押すと、
   検索ダイアログボックスに"word"が取り込まれますが、
(b)'w'と'o'との間にキャレットが位置しているときにCtrl+Fを押すと、
   "ord"のみが取り込まれます('w'は取り込まれません)。

ヘルプの記載に従うと、(a)(b)ともに、"word"が取り込まれるように読め、
かつ、その方が利便性が高いと思われるので、
可能であれば、
(a)(b)ともに、"word"が取り込まれるように動作を変更していただきたいのですが、
いかがでしょうか?

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RE:31960 【要望】「検索文字列の取得」にNo.31961
秀丸担当 さん 13/02/07 16:39
 

確かに検索ダイアログを出すときは言われているような挙動になっています。

検索ダイアログを出すコマンドはもう一つあって、「単語の検索...」というコ
マンドがあります。
「検索」メニューには通常は無いですが、キー割り当てやメニュー編集でできる
コマンドになっています。

このコマンドはずっと以前の頃の使い方で、「検索...」と「単語の検索...」を
使い分ける目的であって、「検索...」は「単語の検索」チェックボックスがOFF
で、「単語の検索...」は「単語の検索」チェックボックスがONとしてダイアロ
グボックスが現われます。
そのとき、検索文字列の取得の挙動も違っていて、「単語の検索...」の場合は、
期待されるように「Word」が取得されます。

その後のバージョンで、「検索...」であっても「単語の検索」チェックボック
スのON/OFF状態は記憶されるようになりました。
(記憶するかは[その他]→[動作環境]→[検索]→[検索ダイアログ]で指定可)

そのため「検索...」と「単語の検索...」を使い分けることは少なくなってきて
いると思います。
「検索...」で「単語の検索」チェックボックスがONとして記憶されているとき
は、言われているように単語として取得するという考えもあると思います。

ただONとして記憶されていても、普段はOFFで、たまたまONだったのを検索ダイ
アログを出してからOFFにしたい、という使い方もあると思うので、必ずそうい
う挙動で固定にしてしまうと使い勝手が悪くなったと言われることが懸念されま
す。

現状で、「単語の検索...」コマンドを使うようにするとできるので、その方法
でどうでしょうか。

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RE:31961 【要望】「検索文字列の取得」にNo.31965
田中K さん 13/02/08 00:43
 
迅速なご回答ありがとうございます。

現状の動作が、作者様の想定どおりであることは理解できました
(通常の「検索...」コマンドで、キャレット以降単語の区切りまで取得する意義は
理解できませんでしたが……)。

「単語の検索...」コマンドをCtrl+Fに割り当てることも検討しましたが、
「単語の検索」オプションが常にOnだと「はまる」こともありそうなので、
最終的には、次のマクロをCtrl+Fに割り当てることにしました。
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if (!selecting)
 selectword;
find;
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