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バグ情報ありがとうございます。
(改)ということで、同じ条件ではないかもしれないですが、IPAexゴシックが入
っていたのでそれで確認することができました。
元々のIPAexゴシックの状態としては、フォントのグリフが無くて「・」となる
ようで、組み合わせによって自動的にグリフが存在するフォントに代替されたり
するようです。
ワードパッドでも同じことが起きて、メモ帳とMS-IMEでもIMEパッドからの入力
中(未確定)でも同じことが起きました。
プログラミング的なことですが、最も基本的なテキスト描画をするWindowsのAPI
としてTextOutやDrawTextなどがありますが、なぜかuser32系のAPIとgdi32系の
APIで、自動的なフォント代替(フォントリンク)の具合が違うようです。
XP,Vista,7とそれぞれ具合が違っているようで、特に明文化もされていなくて、
なぜ違うのかはすみませんがわかりません。
フォントを作ってから以下のように描画するだけで違うようです。
HFONT hfont = CreateFontW( 20, ..... , L"IPAexゴシック" );
SelectObject( hdc,hfont );
static WCHAR awch[100] = {0x2504,0x5e74,0};
TextOutW(hdc,0,0,(WCHAR*)awch,1);
TextOutW(hdc,0,20,(WCHAR*)awch,2);
秀丸エディタの以前のバージョンと違うのは、以前は一文字づつUnicode独自文
字の描画をしていたところをまとめて描画して効率化した部分があるためだと思
います。
秀丸エディタの場合は設定で描画方法を変えることができます。
[その他]→[動作環境]で上級者向け設定をONにして、
[その他]→[動作環境]→[表示/操作]→[文字の描画]で「3Dグラフィックアクセ
ラレーターによる文字の描画」をONにした場合はそれなりに高度な描画方法にな
って、組み合わせによって違うことはなく統一されました。
(ただしこの場合必ず代替されてしまうようです)
レジストリエディタで
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\FontLink
\SystemLink
をいじってフォントリンクの具合を調整するとなんとかできるようです。
フォント名でREG_MULTI_SZの値を作って、データは「ipahoge.ttf」など、自分
自身のフォントファイル名を書いておくと、罫線の代替は自分にされることにな
り結果的に代替されないようです。
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