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行番号をクリックして、マウスからボタンを離した後は、行選択用の特別な状態
ではなく、通常の範囲選択をしているだけという状態になります。
通常の範囲選択のため、カーソル位置が先頭にあるか末尾にあるかによって、上
方向か下方向のどちらかではどうしてもこうなってしまいます。
こういった挙動はワードパッドなど、多くのソフトで一般的だと思いますが、
１行だけを選択した場合は、一般的にはカーソル位置は範囲選択の末尾にあるの
に対し、秀丸エディタの場合はカーソル位置が先頭にあるというのが独特だと思
います。
行番号をドラッグして２行以上選択する場合は、ドラッグ方向によてカーソル位
置が上か下かが決まるのは、秀丸エディタも一般的な挙動と同じだと思います。
現状で回避するには、下方向に２行選択すればカーソル位置は下に来るので、
Shift+下矢印で範囲選択を拡張できることになります。
１行だけの行番号クリックが独特なので、この挙動を一般的な挙動にもできるよ
うに、動作環境で設定できるような方法を検討したいと思います。
参考までの情報として、キー操作だけで行う場合、「行選択開始」というコマン
ドがあって、このコマンドを実行すると、行選択用の特別な状態になって、
Shiftキーなどを押さなくても矢印キー上下だけで、期待される選択ができるよ
うになります。
「行選択開始」コマンドは、キー割り当てする場合は[その他]→[キー割り当
て...]で、「クリップボード系」のコマンドにあります。
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