秀丸のマニュアル書No.34287
でるもんたいいじま さん 15/07/07 17:30
 
こんにちは、でるもんた・いいじまです。

新しい話題は既存のスレッドにつなげず、新しいスレッドを
建てたほうがいいと思いますので、新規投稿として出し直します。

> 秀丸の使い方の概要を一気に理解しておきたいのですが,
> 良い書籍はないでしょうか.

1.まず結論から申し上げますと、「そういう本の需要がない」という
ことになると思います。
秀丸エディタのデザインの大半は、多くのWindowsアプリに共通の
デザインを踏襲しています。したがって、そのレベルのガイダンスを
必要とする人には、既存のWordやExcelの入門書で十分です。

あえて言えば、
    ・「なぜ文字の飾りつけもできない貧弱なものに金を払う必要があるのか?
      Wordがあれば秀丸もメモ帳も要らない!」
    ・「文字コード?何だそんな前近代的なものは!」
といった話をきちんと分かるように説明することくらいですが、
これは本当に難しいことです。

> ヘルプファイルは詳しすぎて各論向きですが,
> 概要には適していないと思います.

2.こちらの目的であれば、ヘルプに断片的に書かれているトピック、
たとえば
    ・上記の、テキストエディタの意義と文字コードの概念
    ・正規表現の高度な使い方((前|後)方(不)一致、同一パターンの反復など)
    ・アウトラインプロセッシング
    ・TSV/CSV編集
といった個別のテーマごとに電子書籍(印刷は各自でやってもらう)の形で
出す機会はあると思います。

この場合、特定の配布元に固有の特殊なフォーマット(たとえばKindleや
e-Pub)では将来にわたる互換性の維持が困難ですから配布形式としては
PDF一択だと思いますが、不正コピー防止のために、購入者情報(たとえば
メールアドレスと、必要ならばさらに再取得パスワードと)をファイル中に
刷り込む技術は他社さんに委託しないといけません。

3.もうひとつ問題として、書籍となればCD-ROMを添付してその中に
インストーラから何から一式を用意、ということにしたいはずですが、
秀シリーズは頻繁にバージョンアップされますので(わずか4000円で
この頻度というのは本当に凄いと思います)、出版されるころには
既にバグが見つかって修正されているはずです。
これをどうするのかが大きな問題です。

以前にサポート掲示板のどこかで話題になった「バージョンアップを
自動検知してダウンロードを促す」という機能を真剣に検討する必要が
あると思います。

[ ]
RE:34287 秀丸のマニュアル書No.34290
秀丸担当 さん 15/07/08 10:33
 

書籍に関しては、出版される方の判断によるもので、何とも言えないところです
が、需要が無いということになると思います。

バージョンアップの自動検知については、サーバーに負荷がかかるので敢えて自
動にはしないようになっています。
現状では[その他]→[最新バージョンの確認...]より手動で行えるようになって
いて、Webページを見るより比較的簡単に確認する方法があります。

[ ]
RE:34290 秀丸のマニュアル書No.34294
ARISO さん 15/07/08 15:15
 
ARISOです。

横から口だしをしますが、秀丸メールの前身の「鶴亀メール」には
「はじめての鶴亀メール」というのが山田健一さんの著書で工学社
から出ていましたね。基本のところは変わってないので、今でも使
えると思うのですが。今更読み返してみて、いろいろ分かったこと
があります。

[ ]