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メニューの色はファイルメニューとウィンドウメニューで確かに違います。
Windows 8/10ではWindows標準のメニューがベタ塗りになったので色の違いだけに見
えますが、通常のメニューはいわゆるVisualStyleで、ファイルメニューはクラシッ
ク表示になっています。
VisualStyleは、Windows Vista/7ではグラデーションがかかった凝った表示です。
クラシック表示は、Windows95からずっとあった昔ながらの表示です。
これは意図的にそうしたいわけではなく、Windowsの仕様で結果的にそうなっています。
ファイルヒストリの項目はアイコンや青色や☆マークの表示を独自描画していますが、
こういった独自描画の項目がメニュー内に1つでもあると、他の全てのメニュー項目
は全てクラシック表示になってしまうというWindowsの仕様があります。
Process Explorerもたぶん、メニュー内に1つだけ盾アイコンを独自描画している項
目があるので、結果的に全部の項目がクラシック表示になっているのだと思います。
現状で、秀丸エディタの設定で変える方法があります。
[その他]→[動作環境]で左下の「上級者向け設定」をONにして、
[その他]→[動作環境]→[ファイル]→[ヒストリ]で「アイコン表示」「ヒストリに常
駐アイコン表示」「カレントフォルダを色分けする」といった独自描画のオプション
を全部OFFにすると、メニューの表示は通常と同じになります。
ウィンドウメニューについても同様で、「ウィンドウメニューも同じ描画方法にす
る」をOFFにすると通常と同じになります。
以上のことはこれまでの理由だったのですが、実はWindows 10 Cretors Updateから
モニタごとのDPI対応があって、ヒストリ以外でも独自描画する必要性が出てきて、V
8.73から全部独自描画できるようにしていました。
全部独自描画だと、独自にVisualStyleを描画することもできるので、色を統一する
ことは可能です。今後検討したいと思います。
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