高DPI設定でのスクロールについてNo.37165
Takashi さん 19/02/27 15:54
 
お世話になっております。
現在、Windows10(64bit)環境にて、秀丸エディター(Ver8.87、64bit版)を
使用しております。

ディスプレイの解像度は「1920 x 1080」です。

秀丸エディターの実行ファイルを右クリックして、「プロパティ」を
選択して、「互換性」タブに移動して、「高DPI設定の変更」ボタンを
押して、「高DPIスケール設定の上書き」にチェックを入れて、
「システム(拡張)」を選択しています。

このような状態で秀丸を使用していると、エディターの画面でスクロールを
すると、本文テキストの内容がタブ領域に重なってしまうことがよくあります。

「高DPI設定の設定」を元に戻すと直ります。
個人的には、「システム(拡張)」という設定にすると、
ダイアログの文字などが読みやすくなるので、できればこの状態で
使用したいです。

もし可能でしたら、修正してもらえると助かります。

[ ]
RE:37165 高DPI設定でのスクロールについNo.37166
秀丸担当 さん 19/02/27 16:57
 

Windowsの互換性タブの設定は、高DPIをサポートしていない古いソフトのために無理
矢理高DPIで振舞うための設定になっています。
秀丸エディタV8.87は既に高DPIに対応しているので、互換性の設定をする必要は無い
ですが、互換性を設定してしまうと、逆に不都合になっていまいます。

まずは、そのままでもダイアログのフォントはDPIに応じたようになるので、互換性
の設定はOFFにされることをお勧めします。
OFFにしたうえでダイアログのフォントを調整するとしたら、[その他]→[動作環境]
の左下の「上級者向け設定」をONにして、[その他]→[動作環境]→[環境]→[高度な
環境]→[ダイアログのフォントを指定する]があって、ここで調整ができます。

しいて無理矢理なんとかするとしたら、[その他]→[動作環境]→[環境]→[高度な環
境]→[ウィンドウの拡大縮小(スケーリング)]があって、ここを、「100%を基準に拡
大縮小」にしておくと、秀丸エディタは高DPIをサポートしていない古い秀丸エディ
タのように振舞います。(ただ、わざわざ古く振舞って互換性を適用させるというの
は、ちょっと無駄なことになってしまいます)
Windowsの互換性は無理矢理なので、こういう設定の組み合わせでも、ダイアログの
レイアウトが崩れたりすることがあると思います。

あと、秀丸エディタに限ったことではないですが、互換性の設定は、そのアプリから
起動したアプリにも引き継がれてしまうので、互換性を設定していないアプリにまで
連鎖的に広がってしまい、これが一番厄介です。
秀丸エディタには[その他]→[プログラム実行...]とかありますが、一般的なアプリ
でもファイルを関連付けで開くことがあり得ます。別のアプリを起動してしまうと、
互換性を引き継いでしまい、収拾がつかなくなってしまうと思います。
もし他に古いアプリがあって互換性を使って起動する場合、単発で起動してそれだけ
で終わらせるということにされることをお勧めします。



[ ]
RE:37166 高DPI設定でのスクロールについNo.37167
Takashi さん 19/02/28 09:33
 
アドバイスありがとうございました。
ダイアログのフォントを「Meiryo UI」に変更したら綺麗に見えるように
なりました。

今後ともよろしくお願いいたします。

[ ]