持ち出しキットの件に関連して便乗質問2つNo.37508
でるもんたいいじま さん 19/08/22 15:02
 
でるもんた・いいじまです。

さきほど持ち出しキットのスレッドを締めましたので、ついでに便乗質問です。

☆ ☆ ☆

@持ち出し版をネットカフェで起動して、そこから印刷しようとすると、
「パブリッシャーを使う設定になっているのに、それがインストールされていない」
という主旨のエラーになります。環境設定でもパブリッシャーは認識されていません。
持ち出し元はXP 32bit、持ち出し先はWin10 64bit、パブリッシャーは64bit版です。

…これは、単に持ち出し先で .NET Framework の適切なバージョンが動いていない
だけという可能性が高いでしょうか?それとも、歴史的経緯で持ち出しキットが
パブリッシャーの64bit版に未対応なのでしょうか?

念のため私のほうでも後日そのネットカフェで「持ち出し版でない標準インス
トールでパブリッシャーを入れようとしたらどうなるか」を試してみます。

☆ ☆ ☆

Aマクロフォルダ・設定フォルダを相対パスで指定した場合は秀丸のインストール
フォルダが基準になるようですが、これは公式な仕様でしょうか?
それとも、旧来の運用との互換性のためにそうなっているだけでしょうか?

もし今後も公式な仕様ということにしていただければ私のようなケース以外に、
複数マシン・複数ユーザの環境で共用のマクロを用意する場合などにも管理が
しやすくなると思います。
(この場合にバーチャルストアが活用できるのかどうかは未確認です。)

ちなみに、ドライブ名だけ省略して「\Users\delmonta\hidemaru」のように
指定すると、こんな感じのエラーになります:

> エラー
> ファイルのパス(ファイルを含んでいるはずのフォルダ自体)が存在しません。
> ファイル名 = C:\Program Files\Hidemaru\\Users\delmonta\hidemaru\test.mac

(「\\www.local\home\delmonta\hidemaru」のようにUNCパスを指定した場合は
 正しく認識されます。)

イマドキのWindowsなら「%SystemDrive%\Users\delmonta\hidemaru」と逃げ
られますが、それもちょっと中途半端な気がします。一方で、上記の仕様を
突如変更して困る人が絶対にいないとも言い切れないのが悩ましいところです。

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RE:37508 持ち出しキットの件に関連して便No.37511
秀丸担当 さん 19/08/22 16:00
 

現状で、持ち出し版で秀丸パブリッシャーを使おうとすると、そのPCにインストール
されている秀丸パブリッシャーを使うことになると思います。
将来的には、.netやVBランタイムには非依存の秀丸パブリッシャーを計画中で、今後
持ち出しでもできるようになる予定です。
もともとはストアアプリ版のために非依存にしようとしていたのですが、持ち出しキ
ットでもできるようになる予定です。

マクロファイル用のフォルダは、持ち出しキットのために、相対パスの記述に対応し
ています。V7.09から対応ということになっています。
ヘルプにも追記しておきます。
秀丸エディタのインストールフォルダ(hidemaru.exeのあるフォルダ)が基準です。
ただ、ご指摘の通り、ドライブ名無しで先頭が\から始まる書き方には対応していな
いです。
対応したほうがいいかもしれないですが、現状で配下のサブフォルダと判断されてし
まうので、もしかしたら余計なことになってしまうかもしれないので、下手にいじら
ないでおこうと思います。

ルートから始まる書き方は、持ち出しキットのhidemaru.exeがあるドライブをフルパ
スで書くと、持ち出しキットによって自動的に変換されます。
例えばUSBメモリのDドライブにコピーされているとして、マクロファイル用のフォル
ダをD:\Hidemaru\Macroと書くと、別の環境でEドライブになったとして、自動的にE:
\Hidemaru\Macroになります。

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RE:37511 持ち出しキットの件に関連して便No.37512
でるもんたいいじま さん 19/08/22 18:02
 
お返事ありがとうございます。

> 現状で、持ち出し版で秀丸パブリッシャーを使おうとすると、
> そのPCにインストールされている秀丸パブリッシャーを使うことに
> なると思います。

はい。私のほうでも確証がとれました。
秀丸のインストールフォルダを整理していたらパブリッシャーのインストール
ログらしきファイルが見つかって、その中にREGASM、REGCOMという単語を見つけて
しまいましたので、「あ、これじゃ確かに無理だな」と納得したところです。

> 将来的には、.netやVBランタイムには非依存の秀丸パブリッシャーを計画中で、
> 今後持ち出しでもできるようになる予定です。

お待ちしております。それまでの間、持ち出し時にはINIファイルの印刷設定で
「Windows2000タイプ」あたりにして我慢することにします。

#というか、特に凝ったことをしない限り、出先のワープロアプリに流し込んで
#印刷したほうが色々と楽にできそうです(^^)

> マクロファイル用のフォルダは、持ち出しキットのために、相対パスの
> 記述に対応しています。V7.09から対応ということになっています。
> ヘルプにも追記しておきます。

ありがとうございます。よろしくお願いします。

> 例えばUSBメモリのDドライブにコピーされているとして、
> マクロファイル用のフォルダをD:\Hidemaru\Macroと書くと、
> 別の環境でEドライブになったとして、自動的にE:\Hidemaru\Macroになります。

なるほど。こうやって、持ち出し版をUSBメモリ等のメディアで持ち歩けば、
そのメディア自体が一個の独立した永続環境になってくれるわけですね。
私の場合は最新版の自宅環境を常時反映してくれるほうがうれしいので、
何とか時間を作って同期用のマクロを書こうと思います。

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RE:37512 持ち出しキットの件に関連して便No.37524
秀丸担当 さん 19/09/10 11:33
 

秀丸パブリッシャーV5.00β1を公開して、持ち出しキットでも動作できるようにして
います。
以下のページの「先行開発バージョンはこちら」からダウンロードして試していただ
くことができます。
https://hide.maruo.co.jp/software/hmpv.html
秀丸エディタは32bit版のV8.89β12以降が必要です。
以下のファイルをhidemaru.exeやhmregini.dllがあるフォルダと同じフォルダにコ
ピーすると持ち出しとして動作します。
HidemaruApi.dll
HidemaruApi64.dll
Hmpv.dll
Hmpv64.dll
hmpv.chm
hmpv_hmvc.vbs

これらのファイルは通常インストール後にインストール先(C:\Program Files\Hidem
aruなど)からコピーすることになります。
インストール作業を避ける場合はダウンロードしたhmpv500b1_signed.exeを7-zipやE
xplzhなどの解凍ソフトで直接解凍することもできます。

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