タブがドラッグ判定されてしまうNo.37915
Y_H さん 20/01/14 15:31
 
Windows10(64bit)で8.89(32bit)を使用させていただいています。

このバージョンからかはわからないのですが、最近になって、
秀丸エディタのタブをクリックしてアクティブなファイルを切り替えた際、
マウスを押しっぱなしにしていないのに、タブのドラッグ動作に入ってしまうことが
多々あります。
(黒い半透明の領域が出てくる状態)

マウスが壊れかけているのかとも思いましたが、
秀丸ファイラーのタブでは同じ現象に遭遇したことはまだありませんし、
秀丸エディタのテキスト領域などは何度クリックしても範囲選択にはならないため、
マウスそのものが押された状態になっているわけではないと思われます。

環境依存の問題かもしれないので恐縮ですが、
なにか考えられる問題はありませんでしょうか。

[ ]
RE:37915 タブがドラッグ判定されてしまうNo.37918
秀丸担当 さん 20/01/14 16:44
 

そういうの事例の報告は以前にあり、対策するための設定があります。
タブモードのタブを右クリックして「タブモードの詳細...」で、互換性の「非アク
ティブなタブをドラッグして分離/結合させない」をONにすると回避することができ
まる。

[ ]
RE:37918 タブがドラッグ判定されてしまうNo.37920
Y_H さん 20/01/14 17:19
 
>タブモードのタブを右クリックして「タブモードの詳細...」で、互換性の「非アク
>ティブなタブをドラッグして分離/結合させない」をONにすると回避することができ
>まる。

なるほど確かにこのトラブル対策をオンにすると、問題は発生しなくなるようです。
ただ、設定名の通り、非アクティブだったタブを直接ドラッグで移動できなくなって
しまうのですね。

ちなみに、ちょっとだけ長くマウスを押して切り替えると、今回の問題は起こらない
ようです。
環境によっては、非アクティブなタブの素早いクリックは
WM_LBUTTONUPを検出できない可能性がある、ということになるのでしょうか。

まずはこの設定をオンにして使ってみようと思います。
情報ありがとうございます。

[ ]
RE:37920 タブがドラッグ判定されてしまうNo.37924
秀丸担当 さん 20/01/15 11:06
 

>環境によっては、非アクティブなタブの素早いクリックは
>WM_LBUTTONUPを検出できない可能性がある、ということになるのでしょうか。

プログラム的には、タブモードのときは別のプロセスになっていて、左ボタンを押下
して切り替えたタイミング別のプロセスの左ボタン押下にすり替えているという、ち
ょっとややこしいことをしています。それで検出できない場合があるようです。
他の方の報告によればリモートデスクトップだと起きやすいらしいですが、必ずしも
そうとは限らないようで、条件がいまのところ不明です。
条件がわかったらオプションを使わなくても対策したいところです。

[ ]
RE:37924 タブがドラッグ判定されてしまうNo.37926
Y_H さん 20/01/15 12:22
 
解説ありがとうございます。
プロセスを跨いでマウス操作を渡しているのですか。

左ボタン押下の中でDragDetect()でドラッグかクリックを判定して、
そのあとでマウスキャプチャしてもらえれば防げるかもとも思ったのですが、
プロセス間のやりとりだともっと複雑な話かもしれませんし、
そもそも開発環境で発生していないとなると、検証が難しいですよね。

ちなみに、Windows10をクリーンインストールしたのは昨年11月で、
秀丸エディタもそのときに8.89を新規インストールしているのに、
この現象が多発するようになったのは今年に入ってからだったと思います。
なので、きっかけが全くわかりません。

[ ]
RE:37926 タブがドラッグ判定されてしまうNo.37927
秀丸担当 さん 20/01/15 14:45
 

こちらで改めて確認してみたところ、Windows10だとそこそこの頻度で再現できるこ
とがわかりました。
Windows8.1だと再現しなくて、Windows10のどこかのバージョンで何か変化があった
のかもしれないです。
いずれにしても再現することがわかったので、対策を考えたいと思います。

[ ]