スペルチェッカーのエラー時の訂正についNo.38821
やだん さん 21/03/04 20:21
 
お世話になっております.

Aspell を用いたスペルチェッカー拡張を使用しているのですが,最近のバージョン
のどこかから,文字数が多い単語のスペルミスがあった際の訂正候補がおかしくなっ
ているように思います.

たとえば information を informaton と打った場合(i がぬけています),赤線が
引かれますが,その状態で ctrl+space を押すと,

・従来であれば,inforamtion の正しい綴りが候補に現れますが,
・最近のバージョン(8.97等)では info 等の短い候補?しか表示がされません.

最新版が導入された環境に古いバージョン(8.59)などを上書きするとこの現象が解
消されることを確認しています.認識している限りでは,8.77 では大丈夫でした.
また,複数のマシンで同様の現象が起きることを確認しています.

こちらについて,ご確認いただけないでしょうか?

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RE:38821 スペルチェッカーのエラー時の訂No.38822
秀丸担当 さん 21/03/05 09:21
 

バグでお手数をおかけして申し訳ありません。
確かに同じように再現させることができました。
調べてみたところ、V8.96β4付近から起きている問題でした。
次のバージョンで修正させていただきます。

現状で候補を出すには、キー割り当て等「スペルミスの修正...」コマンドを実行し
てダイアログからの操作か、右クリックメニュー(アプリケーションキー/目のよな
キー)だとメニューに候補を出す方法があります。

また、Ctrl+Spaceというのは、おそらく「単語補完」コマンドを割り当てられている
ということかと思います。
単語補完の場合は、単語補完の候補が無い場合にスペルミスの候補が自動的に出るよ
うになっています。
単語補完の候補がある場合はスペルミスの候補は出ないので、確実にスペルミスの候
補を出すには「スペルミスの修正...」またはアプリケーションキーだと確実です。

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RE:38822 スペルチェッカーのエラー時の訂No.38830
やだん さん 21/03/11 17:52
 
お返事が遅くなってしまい,すいません.

Ver 8.98β1を試してみたところ,報告させていただいたスペルミスのバグについて
は修正されて正しく動くようになっているのを確認いたしました.ありがとうござい
ました.

補完候補がない場合にのみスペル訂正が出されるというのは知らなかったのですが,
テキスト内にスペルミスがない状態が保たれているのであれば,赤線が引かれた場合
に ctrl+space で実用上は常にスペルの訂正が出来ていたのかなと考えています.

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RE:38830 スペルチェッカーのエラー時の訂No.38831
秀丸担当 さん 21/03/12 08:41
 

早速のご確認ありがとうございます。

単語補完コマンドで出る場合と出ない場合については正確には違っていました。すみ
ません。
波線表示がある部分の末尾で単語補完コマンドを実行すると、単語補完の候補とスペ
ルミスの修正候補を混ぜたものが表示されるようにしてありました。
波線表示がある部分の途中で単語補完コマンドを実行すると、単語補完の候補が無い
場合だけスペルミスの修正候補を表示していて、必ずしも表示されないのはこちらの
ほうでした。

このあたりのスペルミスの修正候補の出し方について、「スペルミスの修正...」コ
マンド以外に、右クリックや単語補完コマンドがあることはヘルプに書かれていなか
ったので、追記させていただきます。

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