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荷という文字は、例えば「荷物」といったような並びになっていたらShift-JISとも
解釈可能なので、設定の組み合わせ次第では誤認識となる可能性があります。
Unicode(UTF-16)の「荷物」と、Shift-JISの「wナr」という文字列は、
77,83,69,72
というバイト列で、全く同じで、解釈次第でどちらともとれるものになります。
grepのダイアログで「エンコードの種類」を「Unicode(UTF-16)」を明示的に指定し
て実行すると確実です。
Unicode(UTF-16)のファイルだとしたら、一般的にはBOMを付けるので、ファイルにBO
Mが付いていてgrepで認識するようになっていれば誤認識はありません。
[その他]→[動作環境]で左下の「上級者向け設定」をONにして、
[その他]→[動作環境]→[ファイル]→[エンコード1]に「UnicodeのBOMを認識」がON
になっている必要があります。(標準ではONです)
ファイルのほうは、ファイルを開いたときに[ファイル]→[エンコードの種類]→[BO
M]にチェックが入っていればBOM付きのファイルです。
無ければONにしてから上書き保存するか、名前を付けて保存のダイアログで、「BOM
を付ける」をONにしてUnicode(UTF-16)で保存すると付きます。
BOMがある場合はファイル先頭にバイナリでFF,FEという2バイトが付きます。秀丸エ
ディタのバイナリモードで読み込んで確認できます。
他の関連しそうなこととしては、[その他]→[動作環境]→[検索]→[grepの動作]で、
「隠しファイルを除外」「バイナリと思わしきファイルを除外」「指定した拡張子や
名前を除外」などのオプションがONになっていたら除外されているかもしれないので、
OFFにしてみるといいです。
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