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秀丸パブリッシャーのフォントサイズは、印刷テンプレートによって指定される固定
のものになっています。
自動的にファイルタイプ別の設定のフォントサイズに合わせるという設定は無いです。
やるとしたら、マクロによって印刷テンプレートを書き換えるという方法になります。
また、印刷テンプレートは、デバイス依存のため、コピペすればどこでも動くといっ
たひな形はありません。
通常では、テンプレート用フォルダにある、_標準印刷.hptというファイルが、そのP
Cにとっての標準的なテンプレートになります。
マクロで印刷テンプレートを書き換える場合は、本来秀丸パブリッシャーのヘルプに
ある方法でテンプレートファイルを取得することから始まります。
しかし、おそらく今回の例では2つプリンタ用に作れられた、2つの印刷テンプレー
トを書き換える必要があると思うので、書き換える印刷テンプレートは固定にしたほ
うがやりやすいと思います。
マクロを使うので少し高度な方法になるので、もし難しい場合はやはり毎回フォント
サイズを手動で変えたほうがいいかもしれません。
難しくなさそうであれば、マクロは例えば以下のようになります。
(フォルダ名やファイル名の書き換えが必要です)
if(event==4//印刷直前と直後
&& geteventparam(0)==0//印刷直前
) {
//印刷テンプレートのフォルダを指定(固定で指定)
$dir=@"C:\Users\USER\AppData\Roaming\Hidemaruo\HMPV\Template\";
//1つめの印刷テンプレートファイルを書き換え(固定で指定)
$a=$dir+"_標準印刷.hpt";
if(existfile($a)!=0){
//$aの印刷テンプレートファイルのフォントサイズを現在のフォントサイズと同じ
値にする
writeininum $a, "Body", "fontsize", getconfig("FontPoint");
} else {
message $a+"が見つかりません";
}
//2つめの印刷テンプレートファイルを書き換え(固定で指定)
$a=$dir+"別のプリンタ用テンプレート.hpt";
if(existfile($a)!=0){
//$aの印刷テンプレートファイルのフォントサイズを現在のフォントサイズと同じ
値にする
writeininum $a, "Body", "fontsize", getconfig("FontPoint");
} else {
message $a+"が見つかりません";
}
}
マクロは、[マクロ]→[マクロ登録...]→[自動起動]のところで、印刷直前と直後をO
Nにして、ここに指定しておきます。
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