複数選択予約コマンド「reservemultisel」 - 秀丸エディタマクロ作者会議室 - スレッド07375, 2014/07/30

複数選択予約コマンド「reservemultisel」

devkaw さん　14/07/30 23:18

お世話になります。

動作環境と秀丸エディタのバージョンの組み合わせ【A】を以下に示します。
・OS：Windows 7 Home Premium Service Pack 1 64bit
・秀丸エディタのバージョン：8.40 (正式)

動作環境と秀丸エディタのバージョンの組み合わせ【B】を以下に示します。
・OS：Windows 7 Home Premium Service Pack 1 32bit
・秀丸エディタのバージョン：8.40 (正式)

クリップボード系文のひとつ、複数選択予約コマンド「reservemultisel」について
お聞きしたいことがあります。
現在、１ウィンドウ中における正規表現検索で複数の文字列が検出された場合、
【A】だとマルチでハイライトされますが、【B】だとマルチでハイライトされません。

何が考えられるでしょうか？
ご多忙の所おそれいりますが、ご回答のほど宜しくお願い致します。

RE:07375 複数選択予約コマンド「reservem

秀丸担当 さん　14/07/31 09:19

「複数選択予約」コマンドは、通常の範囲選択されている箇所を、あとで「複数
選択予約を選択」するために予約しておく機能になっています。
予約された箇所は、範囲選択の色と通常の色の中間色になります。
範囲選択は標準では青い背景で、予約の色は薄い青になります。
「複数選択予約」コマンドの実行前に、事前に範囲選択されている必要がありま
す。

正規表現の検索で複数の文字列がハイライト（強調？）されることとは違ってい
て、一連の操作手順を教えてもらえると助かります。

検索した直後に、検索文字列を強調するには、検索ダイアログの「キャンセル」
「ヘルプ」ボタンの下にある「検索文字列を強調」をONにしてから検索すると、
強調されます。（標準では黄色い背景）
これは色が付いているだけで、範囲選択とは違います。

検索した直後に、範囲選択するかどうかは、[その他]→[動作環境]→[検索]の
「検索での表示」が「点滅表示」か「範囲選択」によって違います。
「範囲選択」の場合は、ヒットした文字列が１つ範囲選択されます。
「点滅表示」の場合は、範囲選択されません。

マクロで設定に関わらずこの動作を同じにするには、setcompatiblemodeを使い
ます。

searchdown "a";
reservemultisel;

とすると、動作環境によって範囲選択されるかどうかの動作が違うことになって
いまいます。

setcompatiblemode 0x00000200;
searchdown "a";
reservemultisel;

とすると、動作環境が「点滅表示」であっても、マクロ上では「範囲選択」と同
等の動きをします。

他には、範囲選択の色の設定によって色の付き方が違うので、[その他]→[ファ
イルタイプ別の設定]→[デザイン]の一覧の中の「範囲選択」の色の指定によっ
ても違いが出てくると思います。

RE:07377 複数選択予約コマンド「reservem

devkaw さん　14/09/17 00:47

お世話になります。
ご返事が遅れまして申し訳ございません。

>検索した直後に、範囲選択するかどうかは、[その他]→[動作環境]→[検索]の
>「検索での表示」が「点滅表示」か「範囲選択」によって違います。
>「範囲選択」の場合は、ヒットした文字列が１つ範囲選択されます。
>「点滅表示」の場合は、範囲選択されません。

64 bit 環境のほうは「範囲選択」で、32 bit 環境のほうは「点滅表示」でした。
今回、マクロの挙動を知らせてくれた私の知人もそのような設定になっていた可能性
があります。
また、マクロは「setcompatiblemode 0x0F;」で宣言しておりました。

>setcompatiblemode 0x00000200;
>searchdown "a";
>reservemultisel;
>
>とすると、動作環境が「点滅表示」であっても、マクロ上では「範囲選択」と同
>等の動きをします。

setcompatiblemode 0x00000200;
でやってみます。

ありがとうございました。