秀丸パブリッシャーで印刷No.02743
石田 さん 21/07/03 14:31
 
 秀丸パブリッシャーを便利に使わせてもらっています。
日頃、JIS90字形フォントを常用している者です。JIS90字形は常用漢字にある
ユニコード文字四字をサポートしておらず、シフトJISでは表示・保存出来ません。
旧名「第2フォント」時代にMS明朝やIPA明朝で四文字を登録して印刷していました。
今回、実験的に以下のフォント環境で試してみました。(秀丸パブリッシャーVer 5.
03)

旧名「第2フォント」時代の秀丸バージョン 8.90
本体和文: MS P明朝
「第2フォント」欧文: MS Pゴシック  指定範囲  (a-z,A-Z,0-9)
 モニタ上では和文・欧文の表示の切り分けが出来ていますが、「パブリッシャー」
のプレビュー
画面では欧文は MS P明朝 の物で、「第2フォント機能」をOFFにした時と同じでした。
印刷結果も全て MS P明朝 で、MS Pゴシック表示にはなりません。

 秀丸を最新版 8.98 に戻して同じ条件で試して見ましたが、「追加のフォント機
能」ONでは
和文・欧文の切り分けが出来て、モニタ上でも違いが分かりますが、プレビュー画面
では欧文は
MS P明朝のフォントでゴシック表示にはなりません。印刷結果も全てMS P明朝でした。

私が何か、設定間違いをしている気がするのですが、和文・欧文を別フォントでの印
刷は無理でしょうか。
・[多言語]→「すべての言語で同じフォントを使用する」ON


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RE:02743 秀丸パブリッシャーで印刷No.02745
秀丸担当 さん 21/07/05 09:10
 

秀丸パブリッシャーは、 V5.03であれば、第2フォント、追加のフォントに対応して
います。
秀丸エディタはV8.92以降が必要です。V8.98でもできるはずです。

設定が適切になっている必要があって、秀丸パブリッシャーのダイアログの「本文BO
X」の「フォント」が、「(編集中のフォント)」になっている必要があります。ここ
で明示的にフォント名が指定されていると、追加のフォントは効かなくなります。
(レイアウト編集で本文BOXのプロパティの変更もできて、ここでも同じです)

あと、英文と和文を分ける場合、秀丸エディタ本体側のファイルタイプ別の設定で、
設定が必要です。
既に設定されていると思いますが、[その他]→[ファイルタイプ別の設定]→[フォン
ト]→[追加のフォント]の、「>>」ボタンから第2フォントを選んで、「文字コード範
囲を指定」をONにします。
手っ取り早いのは、和文と第2フォントにして、「ASCII以外全て」にするのが簡単で
す。
「指定の文字コード範囲のみ」や「指定の文字コード範囲を除く」の場合は、書き方
が正規表現とは違って、[A-Za-z0-9]といったようには書けません。Unicodeの文字
コード指定で、以下のように書く必要があります。
U+0030-U+0039
U+0041-U+005A
U+0061-U+007A
複数行で3行で書くことができます。

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RE:02745 秀丸パブリッシャーで印刷No.02746
石田 さん 21/07/06 00:54
 
>設定が適切になっている必要があって、秀丸パブリッシャーのダイアログの「本文B
>OX」の
>「フォント」が、「(編集中のフォント)」になっている必要があります。

これが盲点でした。(編集中のフォント)を固定し、追加フォントに普段使わないよ
うな
ゴシック系書体を指定したら、奇麗に明朝、ゴシと分けられて印刷されました。
「追加のフォント」は以下の様に15行に分けて登録しています。
U+0030-U+0039
U+0041-U+005A
U+0061-U+007A
U+00B0
U+00C4

これで霧が晴れました。有り難うございました。

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