「そのまま転送」時のTo表示名についてNo.09702
くろべえ さん 02/11/04 00:03
 
鶴亀メール2.15にて、私の他にもう一名「Aさん」が受信者としてc.c.に
指定されたメールを受け取りました。
そのメールをさらに「そのまま転送(3)」し、転送先を、
出てきたダイアログのRecent-To:欄の横のアドレス帳から指定した
別の人「Bさん」に指定しました。
その後、送信済みフォルダを開くと、先程「そのまま転送(3)」したメール
のTo欄には転送した「Bさん」ではなく、最初に受信した元のメールにc.c.
で指定された「Aさん」の名前とアドレスが表示されています。
他のメーラーで同じ操作をした場合、正しく転送先の「B」さんがTo欄に
表示されますが、鶴亀メール上で何か間違っているのでしょうか。
既出の問題でしたら申し訳ありませんが、識者の皆様、ご教授ください。

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RE:09702 「そのまま転送」時のTo表示名にNo.09718
秀まるお2 さん 02/11/05 13:17
 
 「そのまま転送」というコマンドでメールを転送すると、To:欄やFrom:欄は元
のメールのままで他の人に転送されます。本当の宛先はResent-To:というヘッダ
に入っています。一応そういう仕様の物です。

 一般に、Resent-To:ヘッダやResent-From:ヘッダはメールソフトの画面上には
表示されないことが多いので、転送された側の人は、To:欄に他人のメールアド
レスが入ったメールが送りつけられたように見えてしまって戸惑うことがあるか
もしれないです。なので、そういうことが考えられる場合は普通の「転送メー
ル」で転送して欲しいです。

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RE:09718 「そのまま転送」時のTo表示名にNo.09722
くろべえ さん 02/11/05 14:34
 
秀まるお2様、ご回答ありがとうございます。
わかりました、そのまま転送した後の送り先の確認は
ヘッダの表示切替をして(普段は簡略表示)、
Resent-To:というヘッダを見ることにいたします。
ありがとうございました。

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RE:09718 「そのまま転送」時のTo表示名にNo.09731
L47B307 さん 02/11/05 20:42
 
>  「そのまま転送」というコマンドでメールを転送すると、To:欄やFrom:欄は元
> のメールのままで他の人に転送されます。本当の宛先はResent-To:というヘッダ
> に入っています。一応そういう仕様の物です。

 ここで、質問があるのですが、なぜ X-Mailer: を鶴亀で付け直すのでしょうか?

 To:, From:, Date: などはそのまま送るのに、X-Mailer: は鶴亀になります。
 他と同じように Resent-X-Mailer: になるのが自然だと思うのですが、
何か規定でもあるのでしょうか?


 また、そのまま転送時の X-Mailer: はどの段階で付いているのでしょうか?
 送信済みメールにはありませんが、送信ログ・実際のメールには付いています。

 と、ここまで書いて思い出しました。
 鶴亀は標準では X-Mailer: を送信済みメールに付けない仕様でしたね。
テンプレートで対応しなければならない。

 しかし、そのまま転送時はテンプレートが使えません。
 そのまま転送した送信済みメールに X-Mailer: を残すには、
マクロを使うしかないということになるのでしょうか?

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RE:09731 「そのまま転送」時のTo表示名にNo.09741
秀まるお2 さん 02/11/06 10:59
 
 X-Mailer:ヘッダを鶴亀用に書き換えてしまうのは、Becky!のマネをしたから
です。Becky!では、元々のX-MailerヘッダはX-Original-Mailer:ヘッダに置き換
わり、X-MailerヘッダはBecky!の物が付きます。

 特に深い理由があってとか、RFCを読んでこうしたって訳じゃないです。なの
で元のX-Mailerのままの方がいいと言われればそうしてもかまいません。(特に
反対意見が無ければ)

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RE:09741 「そのまま転送」時のTo表示名にNo.09742
江袋 さん 02/11/06 11:25
 
こんにちは。

> X-Mailer:ヘッダを鶴亀用に書き換えてしまうのは、Becky!のマネをしたから
>です。Becky!では、元々のX-MailerヘッダはX-Original-Mailer:ヘッダに置き換
>わり、X-MailerヘッダはBecky!の物が付きます。

私個人の趣味で恐縮ですが、そのまま転送といえども送り主のメーラー
は鶴亀ですので、現行の仕様のほうが素直だと思います。

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RE:09741 「そのまま転送」時のTo表示名にNo.09746
たるっぱ さん 02/11/06 12:33
 
たるっぱです。

> X-Mailer:ヘッダを鶴亀用に書き換えてしまうのは、Becky!のマネをしたから
>です。Becky!では、元々のX-MailerヘッダはX-Original-Mailer:ヘッダに置き換
>わり、X-MailerヘッダはBecky!の物が付きます。
>
> 特に深い理由があってとか、RFCを読んでこうしたって訳じゃないです。なの
>で元のX-Mailerのままの方がいいと言われればそうしてもかまいません。(特に
>反対意見が無ければ)

RFC2822より抜粋します。

The purpose of using resent fields is to have the message appear to
the final recipient as if it were sent directly by the original
sender, with all of the original fields remaining the same.

元メールのヘッダを触らないよう書かれていますが、X-Mailerはエクステン
ションフィールドですから、"all of the original fields"に含まれないと
解釈することもできます。Becky!の仕様でも支障があるわけではないです。

ただ、私見としては、
・X-Mailer:は元メールのまま
・エクステンションフィールド(X-Resent-Mailer:とか)を付け加える
が望ましいと思います。

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RE:09746 「そのまま転送」時のTo表示名にNo.09756
秀まるお2 さん 02/11/06 17:06
 
 んじゃ、たるっぱさん方式にします。

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RE:09756 「そのまま転送」時のTo表示名にNo.09757
江袋 さん 02/11/06 17:18
 
> んじゃ、たるっぱさん方式にします。

さきほどのコメントは、あくまでも「そんな気がする」レベルのもので、
たるっぱさん方式で特に問題ありませんです。

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RE:09746 「そのまま転送」時のTo表示名にNo.09769
L47B307 さん 02/11/07 00:58
 
> ・X-Mailer:は元メールのまま
> ・エクステンションフィールド(X-Resent-Mailer:とか)を付け加える

 この仕様になった場合、そのまま転送したあとの送信済みメールには
X-Resent-Mailer:が付かないが、実際には鶴亀のものが送信されると
いうことになるのでしょうか?

 そのまま転送時はテンプレートが使えないので、送信済みメールに残すには
やはりマクロ(自動実行)を使って自分で加えなければならないのですね。

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RE:09769 「そのまま転送」時のTo表示名にNo.09771
秀まるお2 さん 02/11/07 09:52
 
> この仕様になった場合、そのまま転送したあとの送信済みメールには
>X-Resent-Mailer:が付かないが、実際には鶴亀のものが送信されると
>いうことになるのでしょうか?

 現状の手元の物はそうなってます。

> そのまま転送時はテンプレートが使えないので、送信済みメールに残すには
>やはりマクロ(自動実行)を使って自分で加えなければならないのですね。

 マクロといっても自動で起動できる物でも無いので実際マクロでやるのはかな
り面倒だと思います。

 X-Mailer:ヘッダだけ必要なら、たとえばメールを保存(または今すぐ送信)
するタイミングでX-Mailer:ヘッダを自動追加するオプションを用意する程度な
ら出来ると思います。というのは、送信済みメールとエディタ上でのDate:ヘッ
ダその他が食い違うというバグを直すために、その辺のヘッダを保存/今すぐ送
信のタイミングで書き換える処理が既にありまして、それを少し改造すれば実現
できるからです。

 そもそも、送信済みメールの自動折り返し部分に改行を入れて欲しいって話で
長らく討論した覚えもあって、いろいろご不満がありそうですけど。

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RE:09771 「そのまま転送」時のTo表示名にNo.09784
L47B307 さん 02/11/08 02:31
 
>  マクロといっても自動で起動できる物でも無いので実際マクロでやるのはかな
> り面倒だと思います。

 自動起動時のマクロで追加すれば出来ると思ったのですが、そのまま転送の
仕様が変わると確かに難しくなりそうです。

>  X-Mailer:ヘッダだけ必要なら、たとえばメールを保存(または今すぐ送信)
> するタイミングでX-Mailer:ヘッダを自動追加するオプションを用意する程度な
> ら出来ると思います。というのは、送信済みメールとエディタ上でのDate:ヘッ
> ダその他が食い違うというバグを直すために、その辺のヘッダを保存/今すぐ送
> 信のタイミングで書き換える処理が既にありまして、それを少し改造すれば実現
> できるからです。

 簡単に出来るようであれば、是非お願いしたいです。
 X-Mailer:はDate:など他のヘッダと同じくらいの価値があると思っています。
 再送信のことを考えてDate:やMessage-Id:を残さないなんてことはしないでしょう
が、
僕はX-Mailer:も同じように考えています。

>  そもそも、送信済みメールの自動折り返し部分に改行を入れて欲しいって話で
> 長らく討論した覚えもあって、いろいろご不満がありそうですけど。

 確かに他にも思っているところはあります。
 鶴亀・秀丸の独自個性が強すぎる感があります。
 慣れてしまったり、それしか知らないなら便利だと思えるのでしょうが、
Windows標準風の動作等も大切にして欲しいと思います。

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RE:09784 「そのまま転送」時のTo表示名にNo.09791
秀まるお2 さん 02/11/08 13:17
 
 対応しましたが、1つ注意点があります。

 仕組みとしては現状のDate:ヘッダおよびMessage-Id:ヘッダと同じタイミング
でX-Mailer:ヘッダを付けるようにしました。したがって、

 − ユーザーが独自のX-Mailer:ヘッダを作成しても、保存のタイミング
   で上書きされる。
 − X-Mailer:中の鶴亀メールバージョンは、あくまでメールを保存した
   時点でのバージョンなので、実際に送信される時のバージョンと一致
   している保証は無い。

 ということになります。

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RE:09791 「そのまま転送」時のTo表示名にNo.09813
L47B307 さん 02/11/08 22:51
 
>  仕組みとしては現状のDate:ヘッダおよびMessage-Id:ヘッダと同じタイミング
> でX-Mailer:ヘッダを付けるようにしました。したがって、
>
>  − ユーザーが独自のX-Mailer:ヘッダを作成しても、保存のタイミング
>    で上書きされる。
>  − X-Mailer:中の鶴亀メールバージョンは、あくまでメールを保存した
>    時点でのバージョンなので、実際に送信される時のバージョンと一致
>    している保証は無い。

 一つだけ確認しておきたいのですが、Date:などと同時に付けるということは、
メールをエディタで開いて「今すぐ送信」した場合には、その時点でのX-Mailer:が
送信済みメールにも保存される、ということになるのでしょうか。
(送信前に古いX-Mailer:が付いていても書き換えられる。)

 それとも、一番最初に保存したときのままなのでしょうか。

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RE:09813 「そのまま転送」時のTo表示名にNo.09814
秀まるお2 さん 02/11/08 23:31
 
> 一つだけ確認しておきたいのですが、Date:などと同時に付けるということは、
>メールをエディタで開いて「今すぐ送信」した場合には、その時点でのX-Mailer:が
>送信済みメールにも保存される、ということになるのでしょうか。

 その通りです。Date:やMessage-Id:ヘッダとまったく同じロジックで新しく生
成しなおされます。

 「今すぐ送信」で送信する限りは、送信済みメールのX-Mailer:ヘッダは実際
に送信した鶴亀メールのバージョンと一致することが保証できます。

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