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番記者さん今日は、1ユーザのCXYZです。
> 新着メールがあるフォルダは色が変更できますが、
> 新着メールを読まずに、秀丸メールを終了すると
> 次回からは未読メール扱いになってしまいます。
これは、秀丸メールでの「新着」の定義が「アプリケーション起動後に受信し
たメール」であることに由来しています。再起動後に旧来のメールと見分けが付
かなくなるのはこのためです。
> 2日前ぐらいまでのメールを新着扱いにするようなオプションを
> 用意してもらえませんでしょうか?
(実装如何は秀まるおさんにお任せするとして)私が思いついた問題点を指摘
させていただきたいと思います。
まず、(例えオプションの搭載であっても)この機能によって「つい今し方受
信したメール」を見分けるのが困難になる可能性が出てきます。また、極端な例
を挙げれば1ヶ月以上前の物でも新着扱いできるので、一覧や検索に時間がか
かってしまいます。
「それなら、『旧来の新着メール(メーラー起動後に受信した物)表示』機能
を付ければ解決しないだろうか。これまでの新着メールと新新着メール用のアイ
コンを用意して、(新旧の区別のない)一覧作成などの際には本体の起動より前に
受信の完了した物に後者のマークを付加する。こうすれば視認性も…。。」
という戦法が考えられますが、私個人は本末転倒のような気がします。
老婆心を承知で申し上げますが、ご要望の本質は「過去のメールを新着扱いす
ること」ではなく、「旧新着メールを後から探し当てる」ことではないでしょう
か。もしそうでしたら、いくつか対応策を思いつきましたので、以下の方法をお
ためしください。
1. 流行に目印編
(1) メール一覧の並び順を"Date:"順にします(設定→メール一覧の並び替
え)。基本的に、これだけで新着メールはリストの下部に集中すると思います。
(2) (必要であれば受信の旅に)新着メールの先頭の1通にマークやメモを
付けます。メモはメールのプロパティを開くと入力することができ、返信や転送
時には送信されないという便利な代物なので、どうぞご安心ください。また、入
力内容はメールのアイコンが表示されている部分をドラッグして広げることで、
リスト上で確認できるようになります。
(3) 上記の頻度や内容を適宜調整してください。
2. 逃れられない絞り込み編
メール一覧上部の「範囲」の部分には、独自にカスタマイズした条件を登録で
きます。二つめはこれを利用する方法です。
(1) 「全般的な設定→上級者向け」を表示させ、そこにあるチェックボッ
クスをオンにします。
(2) 続いて、設定の一覧から「メール一覧→表示範囲」を選択し、新規作
成ボタンをクリックして新たな設定ダイアログを表示させます。
(3) 設定のタイトルを入力し(「過去新着」など)、検索文字列・対象範
囲などは空白にしたまま「追加の条件」をクリックします。
(4) すると、より細かな条件を指定できるダイアログが現れます。ここで
例えば、「送受信日付が」にチェックし、対象範囲を三日前〜一日前に設定しま
す。これは、0日前(つまり今日)のメールはわざわざ指定せずとも新着扱いさ
れているだろう、という前提に基づく物です。
(5) 指定が終わったら、メール一覧が現れるまでOKボタンをクリックしま
す。
(6) 後は、必要な時に範囲(V)を引き下ろせばいつでもリスト項目を絞り込
めます。
※ アカウント全体を対照に2.の条件でフィルタリングしたいような場合には、
検索して一覧作成ダイアログを開いてから、Alt+スペースキー→設定した条件ク
リック→検索の順に操作してください。
以上、よろしければお試しください。
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