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秀丸メールの場合はマクロを使わないと出来ないです。
暗黙に、すべてのメールに自動返信させるなら、例えばマクロとしては、
loaddll "tkinfo.dll";
while( dllfunc("SelectRecvMail") ) {
#n = dllfunc("MakeReplyCustom", "Single", "", "");
#n = dllfunc("SwitchTemplate", "自動返信テンプレート");
#n = dllfunc("SendLater");
#handle = hidemaruhandle(0);
#n = dllfunc("SetMainWndTop");
closehidemaruforced #handle;
}
のようなマクロを作って、それを「マクロ・マクロ登録...」の「自動起動」
ページの「受信が一段落した時」に登録しておいて、あとは定期受信をONにしつ
つ、定期受信の動作を「送受信」にしておけばいいです。返信メールの内容は、
上記マクロ例だと、"自動返信テンプレート"という名前で返信用テンプレートを
用意しておく形になります。
ただ、それを一般のメールアカウントでやってしまうと、例えば迷惑メールだ
ろうがなんだろうがすべてのメールに自動で返信してしまうので、自分自身が迷
惑メールの発信元になって外部のメールサーバーから遮断される対象として
マークされてしまう可能性があります。そういうリスクを承知でとにかく全部自
動で返信してしまうんだ、ということでしたら上記のマクロでもいいと思います。
それともう1つ、返信メールの無限ループ対策も考えないとダメかもしれませ
ん。自分が自動返信したメールに対して相手も自動返信すると、自動返信が無限
に続くことになります。下手すると無限返信が増殖していってもっとひどいこと
になる可能性もあります。それを防ぐためには、
loaddll "tkinfo.dll";
while( dllfunc("SelectRecvMail") ) {
if( dllfuncstr("CurrentHeader", "Precedence:") != "" ) {
#n = dllfunc("MakeReplyCustom", "Single", "", "");
#n = dllfunc("SwitchTemplate", "自動返信テンプレート");
#n = dllfunc("SetHeader", "Precedence:", "bulk");
#n = dllfunc("SendLater");
#handle = hidemaruhandle(0);
#n = dllfunc("SetMainWndTop");
closehidemaruforced #handle;
}
}
のように、Precedence:ヘッダを確認して返信するようにしたらいいかと思い
ます。ただ、これでも100%防げる訳ではありません。
特定条件のメールについてだけ自動返信するようにするのが一番いいんじゃな
いかと思います。が、その場合は、特定条件のメールをどこかのフォルダに振り
分けるようにした上で、
while( dllfunc("SelectRecvMail") ) {
の所を
#n = dllfunc("SelectFolder", "対象アカウント名", "対象フォルダ名");
while( dllfunc("SelectRecvMailInFolder") ) {
のようにしたらいいかと思います。
マクロやtkinfo.dllの関数について勉強していただかないと難しいのですけど
も、一応「可能かどうか」という意味では、上記のような例で可能ではあります。
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