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Mac版のThunderbirdから送信されたメール添付ファイルを秀丸メールで受信すると、
添付ファイル名が文字化け(濁点が後ろにずれる)という症状がでます。
また、この添付ファイルをデスクトップにドラッグ&ドロップすると$u8_{E383ADE
3・・・・・・(省略)}というような長いファイル名に変わってしまう症状も確認しま
した。
※メーラー上でダ添付ファイルをダブルクリックしても、ファイル名の表示が、$u8_
{E383ADE3・・・・・・(省略)}のようなファイル名になります。
少し調べてみると、UTF-8では、例えば「が」のような濁点文字を「か」+「"」のよ
うに2文字分で解釈させるNormalization Form D(NFD) と「が」という1文字で解釈さ
せるNormalization Form C(NFC)という正規化方法に揺れがあり、MacOS Xでは、NFD
で正規化されたUTF-8を採用し、WindowsではNFCで正規化されたUTF-8を採用している
といった違いがあることがわかりました。
WindowsにはNFDとNFC間で変換機能がないようで、ファイルが同名にもかかわらずNFC
で正規化されたUTF-8とNFDで正規化されたUTF-8のファイル名が共存する状況(上書き
されない)を確認しました。
※逆にMacOSですと、NFDで正規化されたUTF-8にファイル名が変換されて
いました。
Mac版Thunderbirdは、添付ファイル名を文字コードUTF-8で送信する仕様のようなの
で、NFDで正規化されたUTF-8の添付ファイル名をUTF-8として送信した場合、秀丸
メール側が添付ファイル名の表示をする上で、表示において文字化けが起きているの
ではないかと考えられます。
長文となり、申し訳ございません。
この問題について対処方法等があれば、ご教授いただけませんでしょうか?
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