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実は、元々の秀丸メールにテキスト形式添付ファイルの文字コードを変換する
機能があって、それが効いてるせいで変換されてるんだと思います。
一応、昔のバージョンからあって、デフォルトONになっていたりします。
「設定・全般的な設定...」の「上級者向け - デコード - 添付ファイル」の
中にある
□ 受信したテキスト形式添付ファイルをShift-JISに自動変換する
ってオプションがあって、これをOFFにすれば、一応回避できるはずだと思い
ます。
これをOFFにして、問題のメールを選択してから「編集・受信解析のやり直
し」を実行して、出てきたメールの添付ファイルを見てみて欲しいです。
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そもそもこのような変換オプションがあって、しかも標準でONになってるのは
なぜかというと…。秀丸メールを開発しだした当初、他のメールソフトでの動作
をいろいろ調べたら、テキスト形式添付ファイルが自動的にJIS文字コードに変
換して送信するメールソフト、および、受信したテキスト形式添付ファイルを有
無を言わさずShift-JISに変換するソフトがありました。具体的なソフト名は覚
えてないんですが、たぶんOutlook Expressがそうだったんじゃないかと思いま
す。
そういうメールソフトで添付ファイルが送られてくると、その添付ファイルを
秀丸メールで受信した時に、添付ファイルがJIS文字コードに変換されたままに
なってしまって都合が悪い、というのがありました。
そういう事情があって、文字コードを自動で変換するのがデフォルトONになっ
てます。
今現在のOutlook ExpressやWindows Liveメールではもしかしたら違う動作に
なってるかもしれませんけども…。もう一回その辺調べてみて、もしも最近は変
換しないのが標準になってそうでしたら、変換するオプションは強制的にOFFに
してしまおうかなぁと思います。
あと、昔は大丈夫だったはずなのに最近になって自動変換されるようになった
としたら、ちょっと専門的になりますが、添付ファイル付きメールの、MIME
パートの中でのContent-Type:ヘッダが以前と今とで違うせいがあるかもしれま
せん。
Content-Type: text/plain; name="..."
あるいは
Content-Type: application/octet-stream; name="..."
とだけなってれば秀丸メールは変換しませんが、
Content-Type: text/plain; charset="euc-jp"; name="..."
のように文字コード指定されてると変換してしまいます。そういう違いが(差
出人側のメールソフトで)あったせいで、違いが出てきてしまったんじゃないか
と思います。
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