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次の秀丸メールV6.31β24で、迷惑メールフィルターでの「信頼できる差出
人」の仕様を少々変更します。
今現在は、メールの中身が何であろうが、信頼できる差出人にヒットする
メールは全部「safe」判定になってました。ただ、それだと都合が悪い場合があ
るので、「信頼できる差出人の例外指定」って機能を、ご要望があって追加しま
した。
しかし、これはややこしい機能で、普通のユーザーさんだと使いこなすのが非
常に難しい機能になってしまいました。
それで、1つ別の作戦を思いつきました。受信したメールすべての発信元のIP
アドレスと、そこから発信されたメールが迷惑メールなのかどうか、それのデー
タベースのような物を用意して、それを判定に役立てることにしました。
例えばsafe senderと判定された場合でも、そのメールが、今まで散々迷惑
メールを発信してた所からの物であれば、safe senderということは別にして迷
惑メールかどうか判定し、それで迷惑メールと判定された(迷惑ワードにヒット
したりした)なら、
X-TuruKame-Filter: spam (but safe sender) word:"...."
みたいにspam判定しようと思います。
今までさんざん迷惑メールを送りつけてきた所からのメールならそういう判定
で問題ないと思うんですが、問題は、まったく新規の発信元だった場合でして…。
その場合は、ちょっとややこしいんですが、
●From:のメールアドレスのドメイン部分が自分自身のドメインと一致する場合:
→迷惑判定(spam word:"..."判定)優先
●From:のメールアドレスのドメイン部分が自分自身のドメインと一致しない場合:
→safe sender判定優先
ってしようと思います。
間違ってsafe sender判定される例というのは、たぶんご自身と同じ会社の他
の人のメールアドレスに偽装してる場合だと思うので、だとしたら、上記判定で
判定精度が非常に高くなると思います。
そういう、ちょっとややこしいロジックになるので、「信頼できる差出人」と
登録しても、今後は必ずしもsafe判定にならない可能性が出てきます。その辺、
あらかじめ宣言しときます。
何かご意見があればお願いします。
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