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テキストデータ送っていただきまして、現象が再現できました。
問題の文字は、ユニコードのU+0100〜U+0300付近にあるラテン文字(Lattin
Small LeterとかLattin Captail Letter)の類のようです。
事情を説明させていただきますと・・・
秀丸エディタや秀丸メールでは固定ピッチフォントの場合、1つ1つの文字を、
「全角文字」か「半角文字か」の2種類に分類して、全角文字と分類された文字
は、必ず半角文字の2倍の文字幅で描画しています。
他の、メモ帳とかはそうじゃなくて、固定ピッチフォントでもプロポーショナ
ルフォントでも、フォントの持ってる1つ1つの文字幅で描画しています。
ここが根本的に異なります。
普通の、例えばMSゴシックやMS明朝だと、1つ1つの文字の文字幅は、半角文
字か全角文字かの2種類に完全に分類可能です。ですが、今回のフォントは「固
定ピッチフォント」といいつつも、実際には、このラテン文字の幅が、全角文字
とも半角文字とも言えない中途半端な文字幅になってしまってます。しいて言う
なら「固定ピッチ」というのはあくまでローマ字がそうなってるだけで、ラテン
文字についてはプロポーショナルフォントになってしまってます。
こういう、固定ピッチなのに実際プロポーショナルなフォントだと、その文字
1つ1つの文字幅が、半角文字相当か全角文字相当かどっちか分類されて、半角
の幅を超えてれば全角相当で描画されてしまいます。
ということで、結果的には「仕様」というお返事になります。
解決策としては・・・
1.そういう物として使っていただく。
2.例えば「YOzAF」の代わりに、それのプロポーショナル版の
「YOzAP」を指定する。
があります。
「YOzAF」を使いつつ、メモ帳のように表示させる方法は・・・秀丸エディタ
の方だとあるんですが、秀丸メールにはありません。しいて、そういう表示方法
がどうしても欲しいってことでしたら、対応できないことも無いですけども。た
だ、対応したらしたで、今度は
「固定ピッチフォントを使ってるのに、例えば半角80桁の中に
全角文字が40文字ぴったり入らない」
みたいなことが起こりえまして、それは許容してもらわないといけなくなりま
す。
どうでしょうか。
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