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dump.txt送っていただきありがとうございます
実はVersion 6.75β2から、dump.txtに追加で情報出力するようにしてまして、
それで1つ分かったことがあります。
fExist mismatch, by UIDL.bin=0, by real mail=1, UIDL=.....
って記録が出てるんですが、これはつまり、UIDL.binってファイルを使っての
「受信済みのメールかどうか」の判定で、「受信済みでない」と判定されたこと
を意味しています。しかし、「real mail=1」の記録としては、実際には同じ
UIDLのメールが既に受信されてることを意味します。
長くなってしまうのですが詳しい事情を説明させていただきますと・・・
秀丸メールのデータ用フォルダのアカウント配下に、「UIDL.bin」って
ファイルがありまして、これは実はテキストファイルになってて、秀丸エディタ
などで開いて見ることが出来ます。これを見ると、例えば
* 2017/08/31
17763
17762
* 2017/08/30
17761
17760
・・・・
みたいな感じで、受信済みになったメールのUIDL文字列を、日付ごとに区切っ
て保存しています。
で、サーバー上のメール一覧を取得したら、このUIDL.binの中に同じUIDLがあ
るかどうか比較して、もし無ければ受信するって動作をします。
今回はこの判定で、問題のメールのUIDLが「UIDL.binに存在しない」と判定さ
れてることになります。
そうなる理由としては・・・、例えば意図的にUIDL.binファイルをユーザーさ
んが書き換えたりとか、または昔の状態に戻したりすると、同じメールを重複受
信することがありえますけども、そういうことが無いとしたら、秀丸メールの方
でのUIDL.binの書き換えがうまくいってない可能性がありえます。
とりあえず、重複受信が発生したら、UIDL.binファイルの中に、その重複受信
したUIDL文字列がちゃんと登録されてるかどうか見ていただくといいです。もし
登録されてないなら、手で無理矢理追加してしまうと回避できるんじゃないかと
思います。
UIDL.binファイルの書き換え処理は、一応最近のバージョンでいじってること
は無いはずだと思いますけども、改めて処理を見直してみます。
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