|
滝澤です。
On Wed, Oct 25, 2000 at 02:05:23PM +0900,
秀まるお wrote:
> > というわけで、もし「鶴亀メールが付けているなら、付けないで」に要望
> >を変更します。ということで
>
> Return-Path:ヘッダは鶴亀メール側では付けていませんが、サーバー側がこの
> ヘッダを追加しないように細工することは出来ます。
>
> SMTPサーバーにメール送信を依頼する時は、最初に
>
> MAIL FROM:<メールアドレス>
>
> というコマンドを送るんですけど、このときのメールアドレスは、鶴亀メール
> ではあくまでアカウント毎の設定で登録されたメールアドレス(From:用のアド
> レス)を指定します。
>
> ここを、メールヘッダに入っているFrom:部分のメールアドレスにしてしまえ
> ばReturn-Path:ヘッダは付かないと思います。
>
> ただし、こうしてしまうとメールサーバーによってはメール送信を拒否してき
> ます。
>
> さて、どっちの仕様がいいのやら?>詳しい方
SMTP の MAIL FROM コマンドで送るメイルアドレス(reverse-path)は
エラーメールを送り返すために用いられます。そのため、そのアドレ
スは送信者のアドレス(原則として From/Sender/Resent-From)であ
る必要があります。
で、Return-Path へッダは一番最後の配送システム(MTA/MDA)が
reverse-path を記録するために付けることになっています。
ということで、付けなくすることはできないということです。
例外的に、エラーメールの場合は MAIL FROM:<> で送ります。
この場合、Return-Path: <> となります。
これはエラーメールがループするのを防ぐために行われます。
# しかし、このような null sender を受け取ってくれないアホな MTA
# の設定をしているところもあります。
# 某携帯のメイルサーバが以前これでした。
--
TAKIZAWA Takashi (滝澤 隆史)
mailto:xxxx@cyber.email.ne.jp
http://www.emaillab.org/
|
|