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秀まるおさん今日は、Iranoan です。
秀丸エディタの公式マニュアルの改訂作業をしていて、秀丸メールの簡単な
紹介を載せるかどうか悩んで、ヘルプを読み直していたのですが、少し気にな
る記載を見つけました。
(A) tutukame.hlp
(1) 「秀丸メールの概要」に
> メールをわかりやすいテキスト形式で保存しているので、秀丸エディタ等の
> 普通のテキスト系ツールを使って、手動でメールを操作したり検索したりで
> きる。^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
とありますが、現在多言語対応に伴って、UTF-8 と Shift_JIS など一つ
のファイルに、複数のコードが混在していることがありますよね。そうす
ると、「普通のテキスト系ツール」はその様なファイルの想定をしていな
いので、
メールをわかりやすいテキスト形式で保存している
とだけした方が、現実に即しているのではないでしょうか?
(2) 「はじめて秀丸メールを使う場合」の「●他のメールソフトからのイン
ポートについて」に
> 秀丸メールでは、標準的なUNIX MBOX形式およびピリオド区切り形式を
> サポートしています。
とありますが、*.eml に付いての記載がありません。最後に、「Outlook
Express、その他メールソフトからの移行方法」があるので、普通は気が
つくと思いますが。
更に、
> アドレス帳について、秀丸メール側ではインポートをサポートしていません。
とありますが、現在は、CSV ファイルのインポートができますよね。
「CSVファイルのインポート (アドレス帳)」と矛盾しています。
(3) 「メールエディタ・ウィンドウの使い方」の「秀丸エディタのコマンド実行」に
> 一方、「ファイル・開く」などのテキストファイルを操作するコマン
> ドは使えません。
とありますが、秀丸エディタがインストールされていると、現在は使えま
すね。(openfile は使えないけど)
(B) TkInfo.hlp の「秀丸メールと秀丸エディタとのマクロ動作の違い」に、
loaddll に関しての記載がありません。もちろん使い方は同じなのですが、
秀丸エディタはマルチ・プロセス+シングル・スレッド、秀丸メールはシ
ングル・プロセス+マルチ・スレッドなので、秀丸メールは
o ウィンドウごとに異なる DLL を呼び出せない
o 一つのウィンドウで呼び出せば、全てのウィンドウで dllfunc(),
dllfuncstr() 関数が使える
という違いが記載されていません。
(A) は細かいことなので、どうでも良いことですが、(B) は何処かに記載が
必要なのではないでしょうか? 知らないと、ハマルと思います。
こちらの環境は、Windows98+IE6.0+秀丸メール Ver.4.64β14 です。
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