V5.06β19No.01470
秀まるお さん 08/06/23 22:15
 
 V5.06β19をアップロードしました。ということでお願いします。

http://www.hidemaru.interlink.or.jp/software/bin2/hmmail506b19_signed.exe

 迷惑メールフィルターのURLチェッカーをまた改良しています。

[ ]
RE:01470 V5.06β19No.01471
kahara さん 08/06/23 23:47
 
kaharaと申します。

追加された GetSenderIP と GetSenderCountry がうまく動作
しないようです。

turukame.1:01470 このメールのヘッダが以下のようになっていて、

Received: from 202.238.49.198  (HELO maruo.co.jp) (202.238.49.198)
  by mta315.mail.ogk.yahoo.co.jp with SMTP; Mon, 23 Jun 2008 22:27:16 +
0900
Received: from www [127.0.0.1] by maruo.co.jp
  (SMTPD32-4.07) id A2F03EC20290; Mon, 23 Jun 2008 22:15:28 +0900

このヘッダに対して以下のマクロを実行したのですが、

 $header = dllfuncstr("CurrentHeader2", "Received:", 0 );
 $ip = dllfuncstr("GetSenderIP", $header );
 $country = dllfuncstr("GetSenderCountry", $header );
 message $header+" , "+$ip+" , "+$country ;

 $ip = dllfuncstr("GetSenderIP");
 $country = dllfuncstr("GetSenderCountry");
 message $header+" , "+$ip+" , "+$country ;

最初のメッセージで、$headerとしては正しく取得されていますが、
$ipと$countryがヌルとなってしまいます。

2つ目のメッセージでは、ヘッダ以外の、IPと国識別も正しく表示
されます。

パラメータ設定等どこか間違っているのでしょうか。

[ ]
RE:01471 V5.06β19No.01472
秀まるお さん 08/06/24 08:51
 
 すみません。僕の認識がちょっと間違ってました。

 マクロを以下のように直していただくと正常に動作します。そういう風にして
欲しいです。

    loaddll "tkinfo.dll";
    $header = dllfuncstr("CurrentHeader2", "Received:", 0 );
    $header = "Received: " + $header;
    $ip = dllfuncstr("GetSenderIP", $header );
    $country = dllfuncstr("GetSenderCountry", $header );
    message $ip+" , "+$country ;

[ ]
RE:01472 V5.06β19No.01473
tuki さん 08/06/24 13:55
 
tuki です。
>
> マクロを以下のように直していただくと正常に動作します。そういう風にして
>欲しいです。

このマクロ楽しみにしていたのですが、どうもうまく動作していない
模様です。

実行すると
---------
秀丸エディター
0000.??
---------
とでます。

宜しくお願いします。




[ ]
RE:01473 V5.06β19No.01474
秀まるお さん 08/06/24 14:36
 
 僕の所にあるメールで試した限りはうまく動作します。例えばReceived:ヘッ
ダが、

Received: from ironmx3.mitene.ad.jp (ironmx3.mitene.ad.jp [202.238.48.244])
    by po.mitene.or.jp (mitene) with ESMTP id C732619EC
    for <maruo@mitene.or.jp>; Tue, 24 Jun 2008 13:58:12 +0900 (JST)

 みたいになっている場合だと、

    202.238.48.244, JP

 って表示になります。

 成功するかどうかはReceived:ヘッダの中身次第ではないかと思います。

 具体的にうまくいかないReceived:ヘッダの例を教えていただければそれなり
に結果が正しいかどうかはお返事出来ると思います。というか、ご自身で見て考
えていただければそれなりに動作が予想出来るのではないかという気もします。

[ ]
RE:01474 V5.06β19No.01475
秀まるお さん 08/06/24 22:33
 
 今さらになりますが、やはりReceived:ヘッダが偽装されてると思わしきやっ
かいな迷惑メールが1通、僕の所に届きました。一番下にあるReceived:ヘッダ
は日本発になってますが、その上のReceived:ヘッダが中国経由ってことになっ
てるようです。

 一番下のReceived:ヘッダには、迷惑メールでよくみる「Coremail」が入って
いるようです。偽装で付いてるにしてはわざとらしい気もするので、実際には日
本発で中国経由が正しい経路なのかもしれませんけど…。

 とにかくこういうケースで「++!cnjp」等の迷惑ワードがヒットしてくれない
と困るので、こういうケースでは発信元を中国扱いするような例外ロジックを入
れてしまおうと思います。

[ ]
RE:01472 V5.06β19No.01476
kahara さん 08/06/25 00:02
 
kaharaと申します。

> すみません。僕の認識がちょっと間違ってました。
>
> マクロを以下のように直していただくと正常に動作します。そういう風にして
>欲しいです。
>
>    loaddll "tkinfo.dll";
>    $header = dllfuncstr("CurrentHeader2", "Received:", 0 );
>    $header = "Received: " + $header;
>    $ip = dllfuncstr("GetSenderIP", $header );
>    $country = dllfuncstr("GetSenderCountry", $header );
>    message $ip+" , "+$country ;

ヘッダ情報としてヘッダ名を含めて完結させる件了解いたしました。
ご指摘の使用方法で、意図した動作を行うことを確認いたしました。
ありがとうございました。

お願いなのですが、現時点でのオプション無しでの国別判定等を
最下行のReceived:ヘッダに基づいた判定であることをヘルプ等で
結構ですので明示いただきたいと思います。
(ローカルアドレス等の例外処理も含めて)

また、任意のReceived:ヘッダによるIP抽出ならびに国情報取得が
可能であることも分かるように表現いただければ幸いです。

今後、私のほうから秀丸メールを使った国別判定の利用例を微力
ながらいろいろな道を通じてアピールさせていただきたいと思い
ますが、標準仕様でなく、マクロ使用の必要性の説明のためにも
現仕様の理解が必須となりますのでよろしくお願いいたします。
(その際は、現仕様での拡張ヘッダ追加ではなく、今回追加され
 たマクロをパラメータ指定で使用した拡張ヘッダ追加マクロや
 それを使用した振分判定を宣伝することを考えております。)

[ ]
RE:01475 V5.06β19No.01477
kahara さん 08/06/25 07:45
 
kaharaと申します。

+アルファのヘッダがあった場合、必ずしも2つめのヘッダに
「Coremail」が入っているわけではありません。

特定のヘッダだったら・・・というような変則的な処理は入れ
ないほうが良いのではないでしょうか?

今回のメールも、作者殿からすれば日本発なわけですから、
日本発以外のメールを弾く、という条件で弾かれてはいけない
と思います。
「Coremail」を迷惑ワードとして登録するのであれば、構わな
いとは思いますが。

[ ]
RE:01473 V5.06β19No.01478
tuki さん 08/06/25 08:10
 
tuki です。

>このマクロ楽しみにしていたのですが、どうもうまく動作していない
>模様です。

あまりマクロは詳しくはないので、困っていたのですがマクロの2行目

>$header = dllfuncstr("CurrentHeader2", "Received:", 0 );



$header = dllfuncstr("CurrentHeader2", "Received:", 4 );

にすればうまく動作するようになりました(0 を 4 に変更)。

どうも有難うございました。



[ ]
RE:01477 V5.06β19No.01479
秀まるお さん 08/06/25 10:18
 
 Received:ヘッダの偽装を見破る方法についてはいろいろホームページを探し
たんですけどなかなか見つからなくて困っていた所ですが、やっと1つ分かりや
すいページを見つけました。

    http://www2g.biglobe.ne.jp/~stakasa/spam/jiexiheader.html

 そこの話によると、やはり最終的に「信頼できるReceived:ヘッダ」は、自分
のブロバイダー内のメールサーバーの生成してるReceived:ヘッダだけであって、
それより後ろについてるRecevied:ヘッダはすべて、偽装なのか本物なのか判断
することは不可能という結論になってしまうようです。

 とはいいつつも、ユーザーさんに「信頼できるReceived:ヘッダはどれなのか
設定で指定する」って作りにするのも、ただでさえ敷居の高い迷惑メールフィル
ターが、よりいっそう敷居が高くなってしまうと思います。ということで、それ
も気がすすまないです。

 メールサーバーが日本国内にあるという前提でならそこそこいいロジックもあ
るんですけど、外国のサーバーだと誤判定の可能性が出てきてしまいます。

 とりあえず今回見つけた迷惑メールについては、別に発信国が分からなくても
別の手段で判定出来たので、気長に考えたいと思います。

[ ]
RE:01479 V5.06β19No.01481
kahara さん 08/06/26 01:03
 
kaharaと申します。

> とはいいつつも、ユーザーさんに「信頼できるReceived:ヘッダはどれなのか
>設定で指定する」って作りにするのも、ただでさえ敷居の高い迷惑メールフィル
>ターが、よりいっそう敷居が高くなってしまうと思います。ということで、それ
>も気がすすまないです。

なかなか難しいところですが、以下のような処理が出来ないか
検討中です。

・4つ目までのReceived:ヘッダから送信国情報として
 X-TuruKame-SenderCountry1: 〜 X-TuruKame-SenderCountry4:
 の4つの拡張ヘッダを受信時に自動的に追加するマクロを提供
 する。
 
 現時点で、選択した範囲のメールに対して4つの拡張ヘッダを
 追加するところまでは出来ています。
 
 このマクロを受信処理時に自動的に受信メールに対して実行さ
 させる方法を模索中です。
 
 これが出来るのであれば、
 
・それらを見て、(なんだったらX-TuruKame-SenderCountry: と
 も見比べて)そのアカウントでの送信サーバ位置を読み取る。
 
・該当するX-TuruKame-SenderCountry?:により振り分け設定する。

のような使用方法となります。


例えば、turukame.1:01479の場合、

X-TuruKame-SenderCountry: JP
X-TuruKame-SenderCountry1: JP [202.238.49.198]
X-TuruKame-SenderCountry2: ?? [0.0.0.0]
X-TuruKame-SenderCountry3: ?? [0.0.0.0]
X-TuruKame-SenderCountry4: ?? [0.0.0.0]


ヘッダを詐称追加した迷惑メールの場合の一例で、

X-TuruKame-SenderCountry: AU
X-TuruKame-SenderCountry1: CN [117.78.225.159]
X-TuruKame-SenderCountry2: AU [112.190.52.11]
X-TuruKame-SenderCountry3: ?? [0.0.0.0]
X-TuruKame-SenderCountry4: ?? [0.0.0.0]

これはヤフーの例ですがこんな場合、
 X-TuruKame-SenderCountry1: が JP で 始まらない
で振り分け設定してください、っていう感じでいこうかなぁと。

動作速度的に、ヘッダの書き換え時間が支配的で、1つ追加も
4つ追加も体感時間が変わりませんでしたので、ほぼ万能的に
1つのマクロでいけるのではと考えています。
(turukame.1:01478で提示された tuki さんの例では足りな
 いようですが、、、)

[ ]
RE:01481 V5.06β19No.01482
秀まるお さん 08/06/26 09:45
 
 ちなみにV5.06β20では、独自のアルゴリズムで、ある程度の偽装を見破るよ
うにしました。独自のアルゴリズムといってもそんなに難しい物ではないですけ
ど、基本的に、1番最初に判定出来た発信国の1つ前のReceived:ヘッダも調べ
た上で、もしも1つ前のReceived:ヘッダの発信国がJP,US以外だったらそっちを
優先する、みたいな処理を入れました。

 ただし、これはもしも自分自身のメールプロバイダーが外国にある場合は誤判
定になってしまうので、「自分自身が日本かアメリカか」ってことを判定するた
めに、一番先頭のRecevied:ヘッダの「by」以降部分に「.jp」または「.com」を
含んでいるかどうか、みたいな判定も入れました。

 ということで、一応これでほとんどのケースはうまく判定出来るかなぁと思い
ます。

> ・4つ目までのReceived:ヘッダから送信国情報として
>  X-TuruKame-SenderCountry1: 〜 X-TuruKame-SenderCountry4:
>  の4つの拡張ヘッダを受信時に自動的に追加するマクロを提供
>  する。

 では、Received:ヘッダの中に、そのヘッダだけで判定した発信国情報を入れ
るようにしようと思います。

 具体的には、Received:ヘッダの最後に「; country=JP」みたいなのを付ける
って具合になると思います。そうすると「このヘッダについての国はこれ」って
対応関係が分かりやすくていいかなぁと思います。



 というか、普通のユーザー様は、単に迷惑メールの判定精度が上がってくれれ
ばいいというか、ある程度興味本位で発信国が分かるとおもしろいかなぁという
程度なので、上記のような機能があっても、それでうれしい人ってのは、僕みた
いな迷惑メールについて調査してる人だけのような気もします。

 もしかしてkaharaさんも同業者なのでしょうか?

[ ]
RE:01482 V5.06β19No.01483
EA11R2 さん 08/06/26 10:07
 

EA11R@一般ユーザです。

>  では、Received:ヘッダの中に、そのヘッダだけで判定した発信国情報を入れ
> るようにしようと思います。
仮に、既存のヘッダイに負荷する、として、ヘッダも引用元に含めている場合、
自動的に除去までしていただけるのでしょうか?
発信元のプロバイダに対して調査を依頼する時、受信側で改竄された情報が入っ
ていると、対応してくれないところも多いですし。

寧ろ、カスタムヘッダ一つを付加して、
X-SenderCountry: JP;US;CH;JP;
見たいに、左から右に遡るようにして見れたほうが個人的にはいいんですけど。

[ ]
RE:01482 V5.06β19No.01484
秀まるお さん 08/06/26 10:10
 
 やっぱり、Received:ヘッダに発信国を入れても、1つ1つのReceived:ヘッダ
が非常に長くてとても見にくいんで、あんまり意味が無いような気がします。

 僕は以下のようなマクロで見てるんですけど、それでいいんじゃないでしょう
か。

    loaddll "tkinfo.dll";
    #c = dllfunc("CountCurrentHeader", "Received:");
    while( #i < #c ) {
        $header = dllfuncstr("CurrentHeader2", "Received:", #i );
        $header = "Received: " + $header;
        $ip = dllfuncstr("GetSenderIP", $header );
        $country = dllfuncstr("GetSenderCountry", $header );
        $message = $message + "[" + $ip + "], " + $country + "\r\n";
        #i = #i + 1;
    }
    message $message;

 それか、ヘッダに書き込んでおいて常に見たいということであれば、

    loaddll "tkinfo.dll";
    if( dllfuncstr("CurrentHeader", "X-SenderCountry:") != "" ) {
        endmacro;
    }
    #n = dllfunc("BeginEditMail");
    #c = dllfunc("CountCurrentHeader", "Received:");
    while( #i < #c ) {
        $header = dllfuncstr("CurrentHeader2", "Received:", #i );
        $header = "Received: " + $header;
        $ip = dllfuncstr("GetSenderIP", $header );
        $country = dllfuncstr("GetSenderCountry", $header );
        #n = dllfunc("AddHeader"
                   , "X-SenderCountry:", "[" + $ip + "], " + $country);
        #i = #i + 1;
    }
    #n = dllfunc("SaveEditMail", 0, 0);

 ってなマクロを必要に応じて実行するとか。

[ ]
RE:01483 V5.06β19No.01485
秀まるお さん 08/06/26 10:16
 
> 寧ろ、カスタムヘッダ一つを付加して、
> X-SenderCountry: JP;US;CH;JP;
> 見たいに、左から右に遡るようにして見れたほうが個人的にはいいんですけど。

 マクロをアップしてから僕も同じことを思いついたら、EA11R2さんの発言があ
りました。

 ということで、そういう路線で、現状のX-SenderCountry:ヘッダの出力を改良
してみようと思います。

[ ]
RE:01484 V5.06β19No.01486
EA11R2 さん 08/06/26 10:24
 

秀まるおさん、おはようございます

EA11R@一般ユーザです。

先ほどは挨拶忘れてましたm(__)m

僕は、この辺りの対応は、早めに固まって欲しいな、と。
どう言う風な対応になるか、で、マクロを作るか、作らないか、を
決めようとしているので。
ただ、無条件の既存の正規ヘッダの改竄は勘弁して欲しい、と言うのは
変わりないんですが。

[ ]
RE:01485 V5.06β19No.01487
秀まるお さん 08/06/26 11:00
 
 こんな風にします。(迷惑メールでの例)

X-TuruKame-SenderCountry: PL [85.193.252.15]   (PL ?? JP JP)

 偽装と判断したケース:

X-TuruKame-SenderCountry: CN [219.131.33.88]   (JP CN JP)
X-TuruKame-SenderCountry: CN [60.14.177.127]   (KR CN)

 括弧の中には一番下のReceived:ヘッダから順に発信国情報を書くようにしま
す。

[ ]
RE:01487 V5.06β19No.01488
EA11R2 さん 08/06/26 17:03
 

秀まるおさん、こんにちは

EA11R@一般ユーザです。

>  こんな風にします。(迷惑メールでの例)
>
> X-TuruKame-SenderCountry: PL [85.193.252.15]   (PL ?? JP JP)
>
>  偽装と判断したケース:
>
> X-TuruKame-SenderCountry: CN [219.131.33.88]   (JP CN JP)
> X-TuruKame-SenderCountry: CN [60.14.177.127]   (KR CN)
>
>  括弧の中には一番下のReceived:ヘッダから順に発信国情報を書くようにしま
> す。
僕的にはOKです。
他の方がどう受け取るか次第ですけど、用途に依存せず、正規ヘッダを改竄せず、
であれば、別に構いません。


僕はセーフリスト依存なんで要望でもなんでもないんですが、気分的には、
> X-TuruKame-SenderCountry: CN [219.131.33.88]   (JP CN CN JP)
って時に、
> X-TuruKame-SenderCountry: CN [219.131.33.88]   (JP *CN CN JP)
見たいになってると…とか思いますけど、一番下でヒットしたものがIPアドレス
表示対象になる、ってのが現実だと思いますので、感想、と言うことで。

[ ]
RE:01487 V5.06β19No.01489
kahara さん 08/06/27 01:28
 
kaharaと申します。

いろいろご検討いただきありがとうございます。

偽装等の判断を一切行わずに(これは正確な判定が困難なため)、
ヘッダの上から(受信サーバ側から)の国判定を列挙していた
だけないでしょうか?

付加されるX-TuruKame-SenderCountry:は、常に1個でよいです。

たとえば、Recieved:ヘッダ1つの例で
X-TuruKame-SenderCountry1: JP [202.238.49.198]
の時は、
X-TuruKame-SenderCountry: JP

たとえば、Recieved:ヘッダ2つの例で
X-TuruKame-SenderCountry1: CN [117.78.225.159]
X-TuruKame-SenderCountry2: AU [112.190.52.11]
の時は、
X-TuruKame-SenderCountry: CN AU

こうしていただけると、ヤフー、ニフティ等をご利用の方の
場合、振り分け条件として、
 X-TuruKame-SenderCountry: が "JP" で 始まらない
で、海外発信の振り分け設定できます。

受信サーバが、1つでなく自分自身の中継サーバを含めて2個
のRecieved:ヘッダを付加するようなプロバイダであれば、
 X-TuruKame-SenderCountry: が "JP JP" で 始まらない
で、海外送信分を振り分け可能となります。
特定の国を識別したいのであれば、例えば、
 X-TuruKame-SenderCountry: が "JP US" で 始まる
で、アメリカ発分を振分できます。

この設定は、一見分かりにくそうですが、ヘッダを全て表示さ
せた状態で、いくつかメールを見ていけば、共通部分がたやす
く判読できるので、普通の人でも、例示さえしておけば、簡単
に振り分け設定できると思います。

現状の作者殿の意図されている国情報を表示させたいという
ことでしたら、詐称含むヘッダ2つを例として、
X-TuruKame-SenderCountry: AU (CN AU)
でもいいです。
 X-TuruKame-SenderCountry: が "(JP" を 含まない
で海外発信を識別可能です。

一番下のReceived:ヘッダから判定してしまうと、最初の国情報
の元となるReceived:位置が可変となってしまうので、前述のよ
うな振り分け設定が出来なくなってしまいます。

厳密に言えば、出来なくは無いのですが、後半文字列での条件
指定なので分かりにくくなりそうに思います。

あくまで、これは、受信サーバに送りつけてくるIPアドレスで
国別判定する、という前提があるためですが、、、

ちなみに、私は、国内で受信されている日本語迷惑メール及び
日本語以外(といってもほとんど英語)のspamの発信国分析を
行っていました。
(この際は、前にも触れましたが、受信サーバ手前で識別して
 います。)

現在では、サンプル調査とはいえ、日本語の迷惑メールにおい
ても、90%以上が海外から送信されており、今後も海外への
移行傾向が続くと考えられるため、海外発信識別は迷惑メール
対策として非常に効果的であると考えています。

[ ]
RE:01489 V5.06β19No.01490
秀まるお さん 08/06/27 09:06
 
 偽装かどうかの判定をやめてしまうと、本来の目的である迷惑メールフィル
ターでの「++!cnjp」がうまくヒットしてくれないことがあって、ちょっとまず
いんじゃないかと思います。「++!cnjp」とかで中継国も含めて判定するって風
にすると、今度はメールサーバーが外国にあるケースで間違ってヒットしまくっ
てしまってまずいです。

 ということでやはり今のところは現状の判定方法がいいんじゃないかと思いま
す。ということでそうしときます。

 EA11R2さんの「*」を入れる案もちょっと気が進まないのでやめときます。

 ちなみにですけど、現状のやり方だと、とにかく1つ1つのReceived:ヘッダ
について国判定をしてしまうので、例えば日本発だとしても、うちのwww.maruo.
co.jpサーバーから発信されたメールなんかだと、

X-TuruKame-SenderCountry: JP [202.238.49.198]   (?? JP JP)

 みたいに最初に「??」が入ってしまいます。

 っといろいろご意見をうかがった所でなんですが、そろそろ正式版にしたいと
いうのもあるので今のところ大きな問題が出なければこのままの仕様で確定して
正式版にしようかなぁと思います。

[ ]
RE:01490 V5.06β19No.01491
kahara さん 08/06/28 00:08
 
kahara と申します。


> ちなみにですけど、現状のやり方だと、とにかく1つ1つのReceived:ヘッダ
>について国判定をしてしまうので、例えば日本発だとしても、うちのwww.maruo.
>co.jpサーバーから発信されたメールなんかだと、
>
>X-TuruKame-SenderCountry: JP [202.238.49.198]   (?? JP JP)
>
> みたいに最初に「??」が入ってしまいます。
>
> っといろいろご意見をうかがった所でなんですが、そろそろ正式版にしたいと
>いうのもあるので今のところ大きな問題が出なければこのままの仕様で確定して
>正式版にしようかなぁと思います。

複数ヘッダの発信国識別をした場合に、「??」が入る可能性も
分かった上でお願いしていました。
(これは、IPアドレスが無い場合も律儀に「??」で表示する
 仕様を前提としています。
 現状でのマクロ関数を使用する限りそのようになるからです。)

今のままの仕様、というのが、ベータ20ということであれば、
結局複数発信国識別表示が取り入れられないということと思い
ますので、非常に残念としか申し上げられません。

秀丸メールを使った発信国識別による振り分け、というテーマ
での世の中へのアピールは行えませんので、あらかじめ申し上
げさせて戴きます。

[ ]
RE:01491 V5.06β19No.01493
kahara さん 08/06/28 00:43
 
kaharaと申します。

turukame.1:01491|に基づく私の発言に関しましては、
マクロでの対処が可能である可能性もあるため、一旦
取り下げいたします。

[ ]
RE:01493 V5.06β19No.01495
kahara さん 08/06/29 12:05
 
kaharaと申します。

国別情報追加に関する従来からの私の要望は、マクロ使用に
より、一応解決可能であることから、取り下げさせていただ
きます。


8番会議室でご教示いただいたマクロ等の機能その他振り分
け設定の応用により、本来の国別判定による振り分けついて
は、現状仕様において以下のような手段により実現可能であ
ることが判明しました。

1)受信処理後に、マクロを自動起動させる。
 このマクロ内で、新着メール各々の全てのRecieved:ヘッダ
 に対して、IPアドレス取得後、意味のあるIPアドレス
 について国情報を取得、"-"で連結して、最後に拡張ヘッダ
 として追記する。
 (一部のローカルIPアドレスに対しては、0.0.0.0を返す
  関数恐れ入ります。無用な??を表示させずにすみます。)
 
 このマクロの欠点としては、個別に処理していくために、
 時間がかかるということでしょうか。100通くらいあると、
 結構大変です。
 
 また転送メール等ヘッダ状況が変わるメールについては、
 マクロ後に行われる振り分け設定で、その固有状況に応じ
 て判定位置を変える必要もあります。
 
このマクロで追加した拡張ヘッダによる振り分けを行う場合
通常であれば、すでに受信時に振り分けが行われていること
から、以下のような対処が考えられます。

2-1)すべてのフォルダ移動させる振り分け設定については、
 【振り分けコマンド時のみ有効】としておき、当該メール
 処理マクロの最後で、振り分け関数を実行させる。

2-2)既存の振り分け設定はいじらずに、当該メール処理マク
 ロの最後で、振り分け関数を実行させる。

2-3)既存の振り分け設定もいじらず、マクロでの振り分けも
 実行させない。

2-1)は、ややこしくなるので、普通の人にお勧めできません。

2-2)の欠点は、振り分け設定が2度実行されてしまうことで
 す。振り分け処理で、自動転送等々変則処理をさせている
 場合、その抑制が必要となり、敷居が高くなっていきます。

今回の国別情報追加マクロを使用する目的が、
・最優先の振り分け設定として国別判定を利用するものでは
 ない。(これであれば、2-1)で可能)
・既存の振り分け設定によるフォルダ移動を行った後の受信
 フォルダに残ったメールについて、例えば、日本発以外を
 怪しいメールとして迷惑メール用のフォルダに振り分ける、
 というような運用で問題ないこと。
から、

国別による振分設定を加えた状態で、2-3)によるアプローチ
での展開を考えます。
(定期受信にしておく方法や、秀丸メール起動の自動受信後、
 「送受信」ボタンを押したり、見たいフォルダを選んでか
 ら「受信」ボタンを押してからメールを見るようにする手
 もあると思います。)

[ ]
RE:01495 V5.06β19No.01496
kahara さん 08/06/29 20:47
 
kaharaと申します。

>(定期受信にしておく方法や、秀丸メール起動の自動受信後、
> 「送受信」ボタンを押したり、見たいフォルダを選んでか
> ら「受信」ボタンを押してからメールを見るようにする手
> もあると思います。)

思いっきり勘違いしてました。
マクロの中で、当該メールのフォルダが”受信”の時は、
振り分けコマンドを実施するようにしました。

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