SetHeaderまたはAddHeaderによるContent-tNo.06178
QueenAliceCafe さん 02/12/16 09:52
 
新規メール作成時に、「SetHeader」または「AddHeader」マクロによって
Content-typeヘッダの指定を行いたかったのですが、実際に送信してみる
と、鶴亀が

  「Content-type: text/plain」

で上書きしてしまいます。ヘッダ部にContent-typeが指定された場合はそ
ちらを優先していただくようにはできないでしょうか?

または、Content-typeの上書きを防ぐ手段は既に存在しますでしょうか?

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RE:06178 SetHeaderまたはAddHeaderによるNo.06182
秀まるお さん 02/12/16 14:46
 
 Content-Type:ヘッダはたしかに鶴亀メールが整形というか、鶴亀メールが生
成しなおしてます。

 鶴亀メールは、元のメールに入っているContent-Type:ヘッダの、

 − text/htmlかtext/plainか
 − charset=XXXは何か

 を見て、それの情報から鶴亀独自のContent-Type:ヘッダを生成します。添付
ファイルがある場合はマルチパートになるのでもっとややこしい話もからんでき
ます。

 具体的に「こういうヘッダも通して欲しい」ということがあるのなら、それを
通すかどうかということで対応の可否はお返事できると思います。

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RE:06182 SetHeaderまたはAddHeaderによるNo.06184
QueenAliceCafe さん 02/12/16 15:35
 
秀まるお様

> 具体的に「こういうヘッダも通して欲しい」ということがあるのなら、それを
>通すかどうかということで対応の可否はお返事できると思います。

何をやろうとしていたかと言いますと、2つありまして、一つはUser
UnknownやMail Box Fullなどの到達エラーメッセージを手動で送信
すること、もう一つは、HTMLファイルをエンコードせずにそのまま
Content-type text/htmlパートに記述して送信することです。

エラーメッセージに関連するヘッダ

  ヘッダ部 Content-Type: multipart/report; report-type=delivery-status; boun
dary="xxxx"
  ボディ部 Content-Type: message/delivery-status
  ボディ部 Content-Type: message/rfc822

HTMLメールに関するヘッダ

  ヘッダ部 Content-type: multipart/related; boundary="xxxx"
  ボディ部 Content-Type: text/html; charset=ISO-2022-JP
  ボディ部 Content-Type: image/gif

だと思います。対応は可能でしょうか?よろしくお願い致します。

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RE:06184 SetHeaderまたはAddHeaderによるNo.06185
秀まるお さん 02/12/16 16:08
 
 前者の「message/delivery-status」を送る件については、鶴亀メール側で独
自に対応したいと思います。つまり、

Content-Type: message/delivery-status

 と書いた場合はそれを本文パートのContent-Type:ヘッダにそのまま行くよう
にして、メールのヘッダそのものにはContent-Type:multipart/reportと自動で
つくようにします。

 後者については対応が困難です。たとえば添付ファイルとしてimage/gifを付
けたいのか、それともhtmlメール中のイメージとしてimage/gifを付けたいのか
鶴亀メールとしては判断できないので、何らかのヘッダの拡張(たとえばX-
Atatch:ヘッダの拡張が必要かと思います。

 たとえば、

    X-Attach: 送信添付\021215_00\image.gif; related

 と書くことによって、それはhtmlメール中のイメージであるということを識別
させるとか…。そのような仕様にするにしても、あちこちでいろいろ矛盾が出て
きそうで、それらを洗い出すだけでも大変そうです。

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RE:06185 SetHeaderまたはAddHeaderによるNo.06186
QueenAliceCafe さん 02/12/16 17:09
 
秀まるお様

ちょっと分からないのですが、教えて下さい。

前者に関してやりたかったことを補足しますと、流通量の極めて多いメーリ
ングリストの参加者がUser UnknownやMailBox Fullとなった際のエラーメ
ッセージは、そのエラーメールは管理者である私だけに送信されてきます。
ところが、それだと「え?あのメール、○○君は見てないの?」となるの
で、適当な頃合を見計らって本文中に数行のコメントを加えた上で、Mail
Delivery Errorなメールをマルチパートの構成を【そのまま】の状態で転
送しようとしています。

イメージしていた具体的な操作(マクロで実施)はと言いますと、

(1) User Unknown/Mail Box Fullなエラーメールを受信する。
(2) そのメール上でマクロ起動
(3) マクロにて新規メール作成
(4) マクロにてヘッダ部に
      Content-Type: multipart/report; report-type=delivery-status; boundary=
"xxxx"
    を追加。※ boundaryは適当
(5) マクロにて本文に
      Content-Type: message/delivery-status
      元のエラーメッセージをコピー
      Content-Type: message/rfc822
      元のエラーメッセージをコピー
    を記述。
(6) マクロにて指定のアドレスに送信。

です。このような操作+秀まるお様の対応で、私のやりたかった事は実現
されるのでしょうか?

また、素人の浅はかな考えかもしれませんが、ヘッダ部のContent-typeを
修正したら、全て素通しし、「あとは自己責任でボディ部を編集してね」
というわけにはいかないのでしょうか?

ちなみに、HTMLメールで実現したかったことは、あるデータを読み込み、
マクロでHTMLを整形し、それをやはりマクロでボディ部に貼り付け、送信
するというものでした。

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RE:06186 SetHeaderまたはAddHeaderによるNo.06187
秀まるお さん 02/12/16 17:26
 
 Content-Type:ヘッダの素通しは無理です。特にマルチパートのメールについ
ては、いくらユーザー責任といえども、正常な形式のメールを送信できる可能性
がかなり低いです。X-Mailer:ヘッダに鶴亀メールと書く以上は、そのような無
責任なことは出来ないです。

 Content-Type:ヘッダといっても実際にはメールそのもののContent-Typeヘッ
ダと書くパート毎のContent-Type:ヘッダがありまして、それらを包括的に自由
に指定できるような仕組みを作ることはほとんど不可能に近いです。なので、た
とえば「message/delivery-status」などの形式について個別に対応する形にな
ります。今も開封通知の応答メッセージやPGP/MIME形式についてはかなり特殊な
ことをしています。

 ということでなんですが、そちらでマクロを使ってやろうとしてることが、果
たして僕がこれから直そうとすることで実現できるのかどうかは、いまいち分か
りません。そもそも現状の「そのまま転送」という機能もmessage/delivery-
statusに対応してないようだし、その辺もうちょっと考えてみます。

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RE:06187 SetHeaderまたはAddHeaderによるNo.06188
QueenAliceCafe さん 02/12/16 17:49
 
秀まるお様

>X-Mailer:ヘッダに鶴亀メールと書く以上は、そのような無
>責任なことは出来ないです。

なるほど確かにそうでした。素通しが無理な件、了解いたしました。

> Content-Type:ヘッダといっても実際にはメールそのもののContent-Typeヘッ
>ダと書くパート毎のContent-Type:ヘッダがありまして、それらを包括的に自由
>に指定できるような仕組みを作ることはほとんど不可能に近いです。なので、た
>とえば「message/delivery-status」などの形式について個別に対応する形にな
>ります。今も開封通知の応答メッセージやPGP/MIME形式についてはかなり特殊な
>ことをしています。
>
> ということでなんですが、そちらでマクロを使ってやろうとしてることが、果
>たして僕がこれから直そうとすることで実現できるのかどうかは、いまいち分か
>りません。そもそも現状の「そのまま転送」という機能もmessage/delivery-
>statusに対応してないようだし、その辺もうちょっと考えてみます。

よろしくお願い致します。

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RE:06188 SetHeaderまたはAddHeaderによるNo.06192
秀まるお さん 02/12/17 18:04
 
 まだ何も作業してないのでなんですが、一応仕様だけ決めました。

 不達関係で届くメールを「そのまま転送」とした場合に、ちゃんとそのままの
形式で転送されるように鶴亀メールを改造します。QueenAliceCafeさんの方でそ
の仕様を逆手にとって(?)独自のmultipart/report, message/delivery-
statusメッセージを送ることを実現させて欲しいです。

 現状の不達関係メールは、

  Content-Type: multipart/report; report-type=delivery-status; ...

 となってまして、さらに添付ファイルが2つ付きます。

 1つは「message_delivery-status.txt」という固定の名前。
 もう1つは「XXXX.eml」のような、eml形式添付ファイルか、または
 「message_rfc822-headers.txt」という固定の名前です。

 ということで、鶴亀メールとしては、

 − Content-Type:ヘッダがmultipart/report;report-type=delivery-status
   である。
 − 「message_delivery-status.txt」という名前の添付ファイルがついて
   いる。

 という条件であれば、それは不達の通知メールとして扱うこととします。そし
て、

 「XXXX.eml」がついていれば、それはmessage/rfc822として送信。
 「message_rfc822-headers.txt」がついていれば、それは
 message/rfd822-headersとして送信。
 その他の添付ファイルはそのまま添付。

 として送ることにします。

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RE:06192 SetHeaderまたはAddHeaderによるNo.06194
QueenAliceCafe さん 02/12/19 10:17
 
秀まるお様

早速の対応ありがとうございます。

私の個人的な(?)要望が反映されるというのは、なんともうれしい限りです。
これで、ますます鶴亀メールが手放せなくなりそうです。

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