フォルダのプロパティで送信アカウントのNo.02931
ぱと さん 11/05/02 18:48
 
メールのバイパス機能を利用し、あるアカウントの受信メールは、別のアカウント
のフォルダに全部収納しているけど、そのバイパス後のフォルダから送信する時の
送信アカウント(使用する SMTPサーバー)は、元のアカウントのものを使いたいとい
うことがあります。

最近 Gmail は、SPF 認証という仕組みを強化しているようで、Gmail(企業用 Apps
のアカウント含む)のアドレスを From に入れて、Gmail 以外の SMTP サーバー(プ
ロバイダやレンタルサーバーのSMTPサーバー)から送信されたメールで、受信側のア
ドレスも Gmail 上のものである場合に、メールがどこかではじかれてしまって届か
ない、あるいはものすごく遅延して配信されるということがよく起こるのです。

仕方が無いので、該当するアドレスから送信する時は、秀丸メールの From ヘッダ
クリックからのアカウント変更機能を使ってから送信するようにしているのですが、
この操作をつい忘れてしまうことがあるし、そもそもこの方法で送った場合、送信
メールは、そちらのアカウント以下のフォルダに入ってしまいます。

解決方法として考えられるのは、
(1)秀丸メールの機能として、あるフォルダ上で作成された送信メールにつき、送信
アカウントを指定できる機能(フォルダのプロパティで送信アカウントが指定でき
る)の実現

(2)なんらかのマクロで、送信時に簡単に送信アカウントを変更でき、かつその操作
で送信したメールは、送信アカウントではなく、送信操作を行ったアカウントに収
納されるようにする

などかなあと思います。何かいい解決方法は無いでしょうか?

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ぱと

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RE:02931 フォルダのプロパティで送信アカNo.02932
Iranoan さん 11/05/02 22:59
 
 ぱとさん今日は、Iranoan です。
> (2)なんらかのマクロで、送信時に簡単に送信アカウントを変更でき、かつその操作
> で送信したメールは、送信アカウントではなく、送信操作を行ったアカウントに収
> 納されるようにする
 こちらの後半部分
> その操作
> で送信したメールは、送信アカウントではなく、送信操作を行ったアカウントに収
> 納されるようにする
に付いては、「送信操作を行ったアカウント」ではなく、
> メールのバイパス機能を利用し、あるアカウントの受信メールは、別のアカウント
> のフォルダに全部収納している
の設定先のアカウントであれば、「受信したメールを別のアカウントに移動す
る」の設定で、「受信したメールを別のアカウントに移動する」も ON にすれ
ば、良いと思います。
 前半部分については、次のマクロでどうでしょう。
//--バイパス前のアカウント名が「Gmail」の場合---------------------------
loaddll "tkinfo.dll";
if( dllfuncstr( "RootHeader", "X-Account" ) == "Gmail" ){
  #tmp = dllfunc( "SetEditorAccount", "Gmail" );
}
freedll;

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RE:02931 フォルダのプロパティで送信アカNo.02935
秀まるお さん 11/05/03 14:41
 
> (1)秀丸メールの機能として、あるフォルダ上で作成された送信メールにつき、送信
> アカウントを指定できる機能(フォルダのプロパティで送信アカウントが指定でき
> る)の実現

 Iranoanさんのようにマクロで解決する方法もありますが、テンプレートの中
に$(SetEditorAccount,"XXXXX")って命令を入れておけば、それでアカウント変
更が出来ました。

 From:の変更も別途必要かと思いますけども、それは$(SetHeader)命令で出来
ると思います。

 ちなみに$(SetEditorAccount2,"XXXXX")って命令を入れたら秀丸メールが保護
違反で落ちてました。これは今のところは使わないようお願いします。


> (2)なんらかのマクロで、送信時に簡単に送信アカウントを変更でき、かつその操作
> で送信したメールは、送信アカウントではなく、送信操作を行ったアカウントに収
> 納されるようにする

 gmail用のアカウント側から元のフォルダに戻すような振り分け設定をgmailア
カウント側に作っておけばなんとか出来るんじゃないかと思います。

 振り分け設定の「フォルダへ移動」の右側のリストの下の方を見ると、アカウ
ントが選択出来るようになってます。その仕組みを使えば特定のメールだげ別ア
カウントへバイパスすることが出来ます。

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RE:02935 フォルダのプロパティで送信アカNo.02938
ぱと さん 11/05/06 09:57
 
秀丸メールユーザーのぱとと申します。

Iranoanさん、秀まるおさん、コメントありがとうございます。

返事が遅くなって申し訳ございませんでした。

> Iranoanさんのようにマクロで解決する方法もありますが、テンプレートの中
>に$(SetEditorAccount,"XXXXX")って命令を入れておけば、それでアカウント変
>更が出来ました。

これでできるんですね! さっそくやってみます。

私のやりたい動作がちょっと意味不明でしたので整理しておくと。

送信操作アカウント
 このアカウントにあるフォルダに受信メールはバイパス+振分けで収納される。
 ここでそのまま送信操作を行うと、SMTPはこちらのアカウントのものが使われ
 てしまうが、SPF で困ることがあるので、ここで使うアドレス固有の元アカ
 ウントのものを使いたい。

元アカウント
 ここの SMTP/POPサーバーを使うけど、送受信メールは、このアカウント下の
 フォルダには収納したくない。

ということでした。こういう条件で、送信メールもバイパスしてしまうことができ
ることを、Iranoanさん のコメントで知り、一時的に送信用アカウントを変えるこ
とはテンプレートで可能なことを、秀まるおさんのコメントで知りました。

秀丸メールは、本当に、だいたいのやりたいことは実現できてしまう素晴らしい環
境であることを今更ながら実感しました。

ありがとうございました。

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ぱと

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RE:02938 フォルダのプロパティで送信アカNo.02939
Iranoan さん 11/05/06 16:01
 
 ぱとさん今日は、Iranoan です。
> > Iranoanさんのようにマクロで解決する方法もありますが、テンプレートの中
> >に$(SetEditorAccount,"XXXXX")って命令を入れておけば、それでアカウント変
> >更が出来ました。
<snip>
> 送信操作アカウント
>  このアカウントにあるフォルダに受信メールはバイパス+振分けで収納される。
 ちょっと補足しておきます。
 バイパスしているメールを特定のフォルダに振り分け、そのフォルダにはバ
イパスしたメールしかない場合は、フォルダごとのテンプレートでやるのが
手っ取り早いです。
 そうではない場合や、振り分け先のフォルダが多い場合は、返信・転送元
メールの  X-Account ヘッダによって動作を変えているマクロのほうが便利で
す。

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RE:02939 フォルダのプロパティで送信アカNo.02940
ぱと さん 11/05/06 16:12
 
Iranoan さん

秀丸メールユーザーのぱとと申します。

ご教示ありがとうございます。

今回、対応したかったメールは、全て特定のフォルダ(以下)に入っていましたので、
フォルダのテンプレートに

$(SetEditorAccount,"XXXX")$-

を入れる方法で対応しました。

ただし、返信メールの場合、別アカウントの送信フォルダにメールが入ってしまう
ことで、保存や送信のタイミングで、
「現在のメールに対応する返信元メールの特定に失敗〜」の警告が出ますが、
これは無視することで対応しています。

しかし、この SPF 認証ってのも中々やっかいなものですね。

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ぱと

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RE:02940 フォルダのプロパティで送信アカNo.02942
ぱと さん 11/06/01 22:12
 
秀丸メールユーザーのぱとと申します。

>今回、対応したかったメールは、全て特定のフォルダ(以下)に入っていましたので、
>フォルダのテンプレートに
>
>$(SetEditorAccount,"XXXX")$-
>
>を入れる方法で対応しました。

この件の続きですが、上記方法を使っている時に、返信操作をした返信元メールの、
添付ファイル(の受信添付ファイルのフォルダに入っているファイルそのもの)が
削除されてしまうと言う副作用が出ています。

5.70β24

何か回避する方法がありますでしょうか?

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ぱと

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RE:02942 フォルダのプロパティで送信アカNo.02943
秀まるお さん 11/06/02 09:27
 
 現象確認出来ました。一応バグだと思うので、その線で調べてみます。

 それと、前回見逃していた点がありました。

> ただし、返信メールの場合、別アカウントの送信フォルダにメールが入ってしまう
> ことで、保存や送信のタイミングで、
> 「現在のメールに対応する返信元メールの特定に失敗〜」の警告が出ますが、
> これは無視することで対応しています。

 これは、今ちょっとこちらで確認した限りでは再現出来ませんでした。
SetEditorAccountを使ってるテンプレートで返信して「ファイル・草稿に保存」
など実行してみても、特にエラーは出なくて、返信元メールの「返信済み」の
マークもちゃんと付くようでした。

 何か他にも条件があるのかもしれませんけども…。

 これの原因も探してみます。

[ ]
RE:02943 フォルダのプロパティで送信アカNo.02944
秀まるお さん 11/06/02 10:28
 
>  現象確認出来ました。一応バグだと思うので、その線で調べてみます。

 やはりバグでした。というか、そもそもSetEditorAcocunt関数がテンプレート
で使える作りになってませんでした。その辺修正しつつ、ヘルプのテンプレート
命令一覧にもちゃんと追加させていただきます。

> ただし、返信メールの場合、別アカウントの送信フォルダにメールが入ってしまう
> ことで、保存や送信のタイミングで、
> 「現在のメールに対応する返信元メールの特定に失敗〜」の警告が出ますが、
> これは無視することで対応しています。

 これは再現出来ました。受信したメールをエディタで開いて、そのエディタ・
ウィンドウ上で返信を実行したら再現出来ました。

 ということでこれも修正させていただきます。

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RE:02943 フォルダのプロパティで送信アカNo.02945
ぱと さん 11/06/02 10:34
 
秀まるお さん

秀丸メールユーザーのぱとと申します。

> 現象確認出来ました。一応バグだと思うので、その線で調べてみます。

確認ありがとうございました。

>> 「現在のメールに対応する返信元メールの特定に失敗〜」の警告
> 何か他にも条件があるのかもしれませんけども…。

私の側で個別の条件として考えられるのは

(1)変更先のアカウントはアカウントグループの中に入ってる。
(2)ホームディレクトリが、サーバー上の共有フォルダにある

あたりですかね。

返信時の個別テンプレは次の内容です。

$(AddHeader,"X-Account:","XXXX")$-
$(SetEditorAccount,"XXXXGMAIL")$-

$c

$c$(QuotedSelectedRootText2)

よろしくお願いします。

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ぱと

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RE:02944 フォルダのプロパティで送信アカNo.02946
ぱと さん 11/06/02 10:54
 
秀まるお さん

秀丸メールユーザーのぱとと申します。

>>  現象確認出来ました。一応バグだと思うので、その線で調べてみます。

メールの行き違いになったようですが、確認できたようでありがとうございます。

> これは再現出来ました。受信したメールをエディタで開いて、そのエディタ・
>ウィンドウ上で返信を実行したら再現出来ました。

そうでした。私は三枠ペインで、メールはいつもエディタで開いていたというのも
重要な再現条件でした。

よろしくお願いします。

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ぱと

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