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			|  | 秀まるおさん、秀丸担当さん、皆さん今日は、ひろです。
 スレッドとしては、http://www.maruo.co.jp/hidesoft/8/ ですが、秀丸の
 使用に関することなので、こちらで伺います。
 
 http://www.maruo.co.jp/hidesoft/8/x13026_.html#13026 にて
 >  ちなみにこのバージョンから、大文字/小文字を区別しない正規表現の検索が
 > 出来ます。
 >
 >  マクロから実行する時は、
 >
 >    searchdown "..", regular, nocasesense;
 >
 >  のように、"nocasesense"という新しいキーワードを付けないとダメです。
 > regularやfuzzyを付けない場合は、従来通り、"casesense"を付けるか付けない
 > かという仕様です。
 と有ります。このキーワード nocasesense は
 searchdown "[A-Z]+", regular;
 等としたときに上位互換性を持たせるためかと思います。
 これは至極妥当なのですが、
 setsearch $s, #n;
 とした時はどうなるのでしょう? 今までなら正規表現は必ず大文字/小文字を
 区別するので、正規表現を用いる場合は、
 setsearch $s, 16;
 としていたでしょう。しかし大文字/小文字を区別した正規表現が可能になる
 と、こちらはキーワードではなくフラグなので、同じことをするには、
 setsearch $s, 18;
 とする必要がでてきます。(鶴亀のエディタ・ウィンドウで確認) よって、
 setsearch に関しては互換性が保たれないことになります。
 
 このことから
 (1) (置換を含め) setsearch だけ以外の検索系は互換性が保たれる
 →中途半端
 (2) 新規利用者は、casesense, nocasesense の 2 つのキーワードがある意味
 /使い分けが分かりづらい
 という結果になります。更に検索系の文は既にキーワード word で、「単語の
 検索で"abc"を検索する時、"abc123"にはヒットさせない」の設定が追加され
 た時点で、完全な上位互換性が失われています。
 
 こうなると今回の「大文字/小文字の区別をしない正規表現」だけ
 nocasesense を追加して、互換性を考慮してもあまり意味がないと思うのです
 が如何でしょうか? 個人的には互換性を失いますが、秀丸 Ver.3.19 の
 searchdown "[A-Z]+", regular;
 を Ver.3.20 で同じことをするには、
 searchdown "[A-Z]+", regular, casesense;
 とする必要があるとした方がスッキリすると思います。
 
 
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