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タブの自由設定で、カーソル移動が異常になる現象を確認しました。再現性がどの
設定によるのか、あるいはハード環境に依存するのか不明ですので、長くなりますが、
以下、症状を報告致します。
【概要】
タブを自由設定(20 113 10 8)にすると、カーソル移動が異常な動き方(タブの
入り方も)を起こします。(当方では、折り返しは「ウィンドウ幅に合わせて」もし
くは「固定:80」で再現を確認)
【再現状況】
・再現手順
0.タブの自由設定を(20 113 10 8)にする(例えば「共通」で)
1.テキストを開く→先頭位置にカーソルがある
2.タブキーを押す→タブが入り20桁目に移動
3.タブキーを押す→2行目に移動するが、タブは8桁目に入り、20桁目には[EOF]
マークが入り、カーソルはそれを超えて28桁目あたりまで移動
4.以降、タブキーを押すたびに、「3」の動作を反復
つまり、タブキーを続けて押すごとに下記のような位置(見た目)に次々と移動し
ます。(ただし、タブマークは(x,8)の位置で縦に並びます)
(1,1)→(1,21)→(2,21)→(3,21)
・行桁表示
この際、それぞれの点(位置)の行桁表示は下記のようになっています。つまり、
見た目には(2,21)なのに、秀丸は行桁表示で(2,1)等と認識しているようです。
(1,1)→(消滅)→(2,1)→(3,1)→(3,21)
【その他の情報】
なお、ファイルの先頭位置で右キーを連続して押すと、カーソルは見た目には下記
「移動A」ですが、秀丸の桁数表示部は上記に合わせて移動させた際に下記「移動B」
と表示され、各行の行頭へ移動できません。
移動A:(1,1)→(1,21)→(2,21)→(3,21)
移動B:(1,1)→(2,1)→(2,15)→(3,1)
さらに特異な動きとしては、カーソル移動では行けない(フリーカーソルモードで
はないため)(1,23),(2,23)をマウスでクリックすると、キャレットは移動できてし
まいます。
結局、タブだけを先頭から入れていくと、(x,8)にタブがずらっと並び、(x,23)の
位置のタブは1つだけの状態です。なんだか極めて奇妙な動作ですが、折り返しとタ
ブ位置の関係が起因しているようにも思われます。
以上、再現できますでしょうか?
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