|
【現状】
「ファイルタイプ別の設定」の「ファイルタイプ」とは、実質的に「拡張子別」の
設定となっています。
秀丸はエディタですので、誕生当時はプログラマの必要性が主で、拡張子別に設定
できれば事足りたのだろうと推測されます。
しかし、現在では、日本語の文書を秀丸で書いているユーザーも相当な割合を占め
ると思われます。こうした「文書書き専用」で秀丸を使うユーザにとっては、ファイ
ルタイプ別の設定は、ほとんど動作環境と同等で、一度設定すると殆ど変えない(あ
る意味で十分に有用さを発揮されていない残念な)設定項目と化しています。
例えば、日本語文書書き主体ユーザーは、社内の報告書はで「30字詰めの横書き」、
○○新聞への出稿原稿は「15字詰めの2段組得表示で縦書き」などと、多数の『文書
タイプ』があるにも関わらず、すべて「TXTという拡張子別設定」に押し込まれてし
まっているわけです。
つまり、文書書きユーザにとって必要な「文書タイプ別」の設定がデフォルトで対
応出来ていない、というのが現状で、日本語主体で秀丸を使っている少なくないユー
ザーのニーズに十分には応えられていないとも言えます。
【要望】
そこで、「拡張子別」に「タイルタイプ設定」という現状を一歩踏み出して、「ワ
イルドカードによるファイル指定別」ができるようになれば(「正規表現」までは言
いません)、文字書き専用ユーザーにとって本質的な「ファイルタイプ別」の設定が
出来ることになります。そうなれば、こうしたユーザー(潜在的な数はかなり膨大か
も…)にとっては、劇的に秀丸の利用度が上がると思われます。
現実的には、先の例で「.TXT」の設定を「社内*.txt」とか「新聞*.txt」などに修
正すれば実現できるので、素人考えでは、比較的簡単ではないかというような気がす
るのですが、実現はやはり相当に難しいでしょうか?
※ と投稿する前に一応、過去ログを調べてみたら、3年前に下記に殆ど同様の要望
が書き込まれておりました。
>【ネタ】ファイルタイプ別の設定を拡張 No.11355
>Buckeye さん 06/11/21 07:53
この時は「マクロ対応」などをアドバイスされておりましたが、昨今のセキュリテ
ィ地獄の時代ですので、簡単にマクロを入れられないの環境の秀丸ユーザも少なくな
いと思われます。
V8という輝かしいバージョンアップに際して、再度、再検討していただければ大変
ありがたいです。
以上、ご検討頂ければ幸いです。
|
|