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「折り返し」が全く効かなくなる動作を確認して、その再生手順がこちらの環境
（XP SP3 秀丸V8β22）で特定できましたので、報告致します。（あまりに変なので、
他のマシンでは再現性を確認できておりません。ハード依存の障害である可能性も捨
てきれませんが、一応、ご報告まで…）
【症状】
[その他]→[ファイルタイプ別の設定]→[体裁]→[折り返し]にある「ウィンドウ幅
に合わせる」「固定」「最大」のいずれを選択しても、折り返し幅が変更できない状
態（最大で固定？）に陥ってしまう症状があるようです。ポイントになる操作は、下
記の「４〜６」です！ （なお、再現には、秀丸の完全再インストが必要になるなど、
ちょっと危険も伴うかもしれません。まず、「設定内容の保存」ファイルは別途、安
全な場所に温存した方が無難かもしれません…）
【再現手順：タブモードで確認】
０．テキストファイルへの[ファイルタイプ別の設定]は、「折り返し」が、「ウィン
ドウ幅に合わせる」になっている。
１．適当なテキストファイルを開く。
２．適当なCSVファイル（拡張子はTXT）を開く。
３．CSVファイル上で[表示]→[タブストップ]→[TSVモード]を選択する。
４．CSVファイル上で、[その他]→[ファイルタイプ別の設定]→[体裁]→[折り返し]
で「最大」を選択して、[強制的に保存]を押す。
５．「現在、（一時的な設定）になっていますが、強制的に保存しますか？」とのダ
イアログボックスが出る。
６．[OK]ボタンを押す。
（以降、[折り返し]の設定がすべて無効となり、折り返しが最大（？）で固定された
ような状態になる。以下、その動作を確認するための手順）
７．上記１のテキストファイル上で、「折り返し」を変更する。例えば「ウィンドウ
幅に合わせる」を選択して[OK]ボタンを押す。
８．折り返しは、最大（？）のまま。
（ただし、再度、「折り返し」を確認すると、「ウィンドウ幅に合わせる」がチェ
ックされている）
（同様に、CSVファイル上で「折り返し」を確認しても、「ウィンドウ幅に合わせ
る」になっている）
９．折り返しをどのように変更しても、ダイアログボックス上では変更されるが、実
際には「折り返しが最大」のままになっている。
（つまり、「折り返し」が全く効かなくなる状態になり、以降、どんなテキストフ
ァイルを開いても同様の状態です。結果として、秀丸の完全な再インストールが必要
になります）
１０．正常だった頃に戻すため、「設定内容の保存/復元」で設定ファイルを読み込
むが、上記症状は改善されない。（この時読み込んだ設定ファイルは、「保存」を実
行していないのに、再インスト後に読み込んでも、上記症状を記憶している…という
現象が複数回ありましたが、２，３度は正常に起動したような事もあったような…。
いずれにしても設定所損ファイルは壊れる危険性がゼロではないようでした）
【他の再現性確認操作での特徴的な動作】
・ V22の特性かと思い、V21にバージョンダウンしても症状以降、[折り返し]の設定
がすべて向こうになる症状（最大状態？）は続く。
・ 一度、秀丸を削除して、再インストールすると、症状は完全に修復される。
・ インストール直後に上記を再現中に、気づいたのですが、折り返しがおそらく
「最大」になっているにも関わらず、CSVファイル（タブ）の「ファイルタイプ別の
設定」が「（一時的な設定）」で、「固定：折り返し:80」を示していました。
・ この症状が危険な点は、「設定内容の保存/復元」の復元のための読み込みファイ
ルにまで影響を及ぼしているように思われる点です。上記「１０」のように、一度、
上記の状態になり、過去の正常だった状態での再確認を実行するために、「設定内容
の復元」で正常だった時の保存ファイルを読み込みました。正常に戻るかと思いきや、
正常な設定ファイルを読み込んだ時点で、上記の異常な状態になっていたような…。
つまり、過去の設定保存ファイルを読み込み、「保存」を行わないのに、上記症状に
なった時点で、即「上書き保存」されてしまっている（？）ような感じです。結果と
して、正常に戻そうとして次々と保存ファイルを読み込み、そのたびに次々と正常だ
った保存ファイルが（実感として「読み込むだけ」で）破壊されていった…と言う感
じです。このため、再現時には、過去のファイルの確保に十分に留意して下さい。
（以上は、マシン再起動で再インストールした場合と、再起動なしで再インストール
した場合とで異なるかもしれません。とにかくこの週末一杯は相当回数、再起動＆再
インストを行った為、状態と情報を正しく認識していないかもしれません）
以上、またまた長くなって申し訳ないのですが、再現するでしょうか？
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