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スペルチェックについて便乗コメントです。
>2)スペルチェックする箇所の指定
> とはいえ、ファイルタイプ別に、条件とか範囲とか言い出すと、切りが無いかな?
カラー表示の種類ごとに、スペルチェックする/しないを設定できるようにするのが
いいと思います。
# と、もっと前に言っておけばよかった…。
あと、今これを言うのは非常に後出しっぽい感じがして恐縮なのですが…
スペルチェックエンジンとして Aspell を採用した理由は何でしょう?
スペルチェックエンジンとしては、最近は Hunspell の方がメジャーになっているよ
うです。
Mac OS X, InDesign, Mozilla, Google Chrome などの有名ソフトウェアで採用され
ています。
http://en.wikipedia.org/wiki/Hunspell
Hunspell の利点としては、多くのソフトで採用されているだけに新しい辞書を入手
しやすいことや、洗練された形態素解析エンジンにより多言語 (たとえば結合語を多
用するドイツ語など) をうまく扱えることがあります。
Hunspell の欠点としては、(Aspell 作者による) ベンチマークで Aspell より 5〜2
0 倍ほど遅いことや、英語のクオリティで Aspell に劣る (と Aspell 作者が言って
いる) ことがあるようです。
http://aspell.net/test/cur/
-- 以下余談 --
Aspell 作者は「Aspell は死んでいない」と言っています…3年前に。
http://lists.gnu.org/archive/html/aspell-devel/2011-09/msg00000.html
リンク先は長い英文ですが、要約すると「
Hunspell が唯一のスペルチェッカになるのは良くない。すべてのアプリは Enchant
(フロントエンドとなるメタ・スペルチェッカ) を介してバックエンドのスペルチェ
ッカを呼び出すべきだ。そして Enchant は Aspell の高度な機能を活用できるよう
にインターフェイスを追加するべきだ。これらの仕事は私ひとりではできないし、皆
の関心がないようなら私も Aspell 開発のモチベーションが上がらないだろう。みん
な、オラに力を貸してくれ!
」ってなことを言っていて、やる気があるのかないのか微妙なところ…。
そして、その後の情勢を見るかぎり Hunspell の優勢は揺るいでいない気がします。
とはいえ、私は自然言語処理の専門家ではないので、識者の意見を聞きたいところで
す。
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