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h-tom です。
スペルチェックアドイン関連で二つほど。
1)hunspell を使った場合
起動オプションの違いから、そのままでは正常に動作しないです。
言語というか、hunspellでは辞書ファイルの指定が行われないので、
環境によって異なりますが、"default"という言語設定になり、
辞書ファイルがないと、hunspell側のエラーになります。
環境変数をいくつか設定すれば、現状でも問題なくうごきますが、
ちょっと面倒ですね。
各種設定を行い、自動スペルチェック、スペルミスの修正まで、動作
しました。
hunspellは、vceeで自前でビルドしたものを使用。
設定を読み込んでいる環境変数です。
DICTIONARY 使用する辞書の設定(例:en_US)
設定されていない場合は、以下の環境変数の内容を使用する。
LC_ALL、LC_MESSAGES、LANG
DICPATH 辞書を検索するパス
WORDLIST 個人用辞書名(デフォルトは、"hunspell_" + 辞書名)
http://sourceforge.net/projects/ezwinports/files/ にあるものは、
HOME 個人用辞書の格納位置
設定されていない場合は、USERPROFILE が使用される。
配布されているソースからビルドするとこっちだけ。(でも、動いてなさそう。)
USERPROFILE 個人用辞書の格納位置
・オプション関連
言語の指定(辞書の指定)
aspell :--lang=EN_US
hunspell:-d en_us
hunspellの辞書は、en_us を指定すると、en_us.aff、en_us.dic を
自動的に探すようになっていて、拡張子を除いたフルパスで指定した
場合はその場所から、パスの指定が無い場合は、ソースに埋め込まれ
たパス(OpenOffice等)から、探しに行きます。
個人辞書の場所の指定
aspell :--home-dir=
hunspell:-p ファイル名
hunspell側は、フルパスならそのファイルを、パスがなければ、環境変数の
"USERPROFILE"から探しに行きます。
指定が無い場合は、デフォルト("USERPROFILE")の位置から、デフォルトの
ファイル名を探して読み込む。
各オプションを、フルパスで指定できればいいのですが。
2)スペルチェックアドインのx64へのインストール
Windows7 64bitで、32bitと64bitの秀丸エディタがインストールされている
状態で、インストールを行いましたが、
1)32bit版のインストールをキャンセル
2)64bit版のインストールを"OK"
という操作をしても、なにも行われないようです。しかも、作業選択の画面が
出っぱなしです。(インストール、抽出等の選択画面が表示されたまま)
64bitのみ、インストールされるのを期待したのですが、ファイルは見当たり
ませんでした。
両方インストールするようにしたら、問題はありませんでした。
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