変換リストによる連続置換マクロについてNo.00231
山紫水明 さん 13/03/22 20:58
 

 旧姓山下さん,

>(1)「リストの置換方向」に「右⇒⇒左」という選択項目がありますが,こ
>れは変換リスト内が
>置換後の文字列(区切り記号)検索対象の文字列
>という構成になっているということでしょうか.(このようにリストを作成す
>る状況が想像できず,別の意味があるのかと疑問に思った次第です.)

      あ,ア
      い,イ
      う,ウ
      え,エ
      お,オ
      ・
      ・
というリストがある場合,
ひらがな→カタカナ変換の場合は 左→右
逆に
カタカナ→ひらがな変換の場合は 右→左
ということです。
1つのリストで双方向の変換が行えます。

>(2)特定の拡張子を持つファイルだけ変換したいという場合,どう書けばい
>いのでしょうか.
>ファイル種類に「*.tex;*.sty」のように書いて処理してみたのですが,テキス
>トファイルまで処理しようとしたように感じたため,多分使い方が違うのだろ
>うと考えました.
 その書き方で問題ないはずです。
「設定の変更」ボタンで結果情報を表示するようにしておけば,どのファイルが
置換対象になったか確かめられると思います(テスト用のフォルダを作り,そこ
に多種類のファイルを置いて試されたらいかがでしょう)。

>(3)マクロを起動させるとウインドウが出ますが,これが「OK」を押しても
>「キャンセル」を押しても受け付けず,秀丸エディタ本体を閉じるしかない状
>況がときどき発生します.どんなタイミングで起こるのかよく分かりませんが,
>対策などありますでしょうか.

 最初のダイアログを表示しているときに,ダイアログ以外の場所をクリックす
るとそのような現象が起こります。これは田楽DLLか秀丸エディタの問題で,
マクロからは今のところ対策がありませんので,秀丸エディタを終わらせるより
他にありません。
 場合によっては,秀丸エディタを閉じることもできず,ファイルマネージャー
を起動して秀丸エディタのプロセスを終了しなければならないこともあります。

>現在,置換対象としては開いているファイルと同階層,あるいはこれ以下の階
>層のファイルのみが選択可能ですが,任意のフォルダ内のファイルという形で
>選択できるようになりませんでしょうか.

 これはどういう風にするのでしょうか。エクスプローラのように全体を表示す
るということですか?

>あわせて,複数ファイル置換後の処理に「全て閉じる」(最初に開いていたフ
>ァイル(変換リストなど)を除いて)も設けて頂ければありがたく思います.

 「最初のファイル以外は閉じる」というオプションがありますが,それとは違
うのでしょうか?

              山紫水明

[ ]
RE:00231 変換リストによる連続置換マクロNo.00232
旧姓山下 さん 13/03/23 09:42
 
山紫水明様

ご回答ありがとうございました.

まず,

> マクロのドキュメントにも書いてありますが

とありましたが,山紫水明様のサイト
http://homepage2.nifty.com/12sun/sansui.html
からダウンロードしたファイルを解凍したところ,マクロ本体しか出てきませんでし
た.マクロに目を通した限りでは説明書を兼務しているように見えませんでしたが,
ドキュメントとはどこにありますでしょうか.


(1)最初の質問については了解しました.こんな使い方は想像しておりませんでし
た.用途が広がったような気がします.


(2)おかしいですね.たぶん私の勘違いなのでしょう.

>「設定の変更」ボタンで結果情報を表示するようにしておけば,どのファイルが置
>換対象になったか確かめられると思います

後日これを試してみます.今は変換が必要な作業をすべて終えてしまいましたので,
下手に試せません.


(3)了解しました.私の設定や使い方が悪かったわけではないのですね.

> 最初のダイアログを表示しているときに,ダイアログ以外の場所をクリックする
>とそのような現象が起こります。

気を付けます.



お願いに対するコメントへのコメントです.

> これはどういう風にするのでしょうか。エクスプローラのように全体を表示する
>ということですか?

例えば秀丸エディタを立ち上げ,ファイルを「開く」とすると,「ファイルを開く」
というウインドウが出て,ファイルを選択できるようになります.こんな感じで,フ
ォルダを選択できるようにならないか,というものです.

> 「最初のファイル以外は閉じる」というオプションがありますが,それとは違う
>のでしょうか?

これは「変換をした最初のファイル」のことだと思っておりました.希望として書か
せて頂きましたが,できれば変換リスト(テキストファイル)から,このリストとは
違うフォルダにあるファイルに対し変換作業の命令を出してしまいたいのです.この
場合,リストとは別に「変換した最初のファイル」が存在することになり,この中身
は見なくてもいいので「全部開かない」があってもいいなと思ったわけです.

「最初のファイル」がマクロを起動させた時点で開いていたファイルなのだとしたら,
「最初のファイル以外は閉じる」というオプションだけで結構です.

以上,よろしくお願い致します.

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RE:00232 変換リストによる連続置換マクロNo.00233
山紫水明 さん 13/03/23 19:53
 
 旧姓山下さん,

>ドキュメントとはどこにありますでしょうか.

 私のサイトの最初の説明をお読みいただければおわかりと思いますが,そこに
置いているのは,もともとライブラリに登録してあるマクロの修正版です。マク
ロの説明ファイルはライブラリにあるもとのマクロにしかつけておりません。
 本来ならばバージョンアップするごとに,説明ファイルも書き改めるべきでし
ょうが,説明をきちんと書こうとすれば結構手間がかかるので省力化しています。
私は本来の仕事はプログラミングとはまったく関係ない仕事をしていますので,
ご了解ください。


>例えば秀丸エディタを立ち上げ,ファイルを「開く」とすると,「ファイルを
>開く」というウインドウが出て,ファイルを選択できるようになります.こん
>な感じで,フォルダを選択できるようにならないか,というものです.

 秀丸エディタでファイルを開くときは,現在のファイルのあるフォルダが開か
れますよね。フォルダを変えようとすれば,そこから移る必要があると思います。
それと同じで,このマクロの場合も「リスト選択」ボタンを押すと,現在の変換
リストのあるフォルダが開かれます。
 もしフォルダ選択のダイアログを出すとしたら,その親フォルダを決めるか,
あるいはドライブ名を直接出すことになりますが,そういうことでしょうか?


>できれば変換リスト(テキストファイル)から,このリストとは違うフォルダ
>にあるファイルに対し変換作業の命令を出してしまいたいのです.この場合,
>リストとは別に「変換した最初のファイル」が存在することになり,この中身
>は見なくてもいいので「全部開かない」があってもいいなと思ったわけです.

 変換対象のファイルの1つは必ず開いておく必要があります。リストから直接
ということはできません。最初開いていたファイルは,「ファイル種類」の指定
に関わりなく必ず置換対象になります。これは仕様ということでお願いします。
もし仕様変更をするとなるとかなりの書き換えをしなければなりません。

                          山紫水明
                          SANSHISUIMEI

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RE:00233 変換リストによる連続置換マクロNo.00234
旧姓山下 さん 13/03/23 21:40
 
山紫水明様

たびたびのご回答ありがとうございます.

> 私のサイトの最初の説明をお読みいただければおわかりと思いますが,

申し訳ありませんでした.すっかり見落としていました.秀丸エディタのサイトでマ
クロをチェックし,最新版がないかなと思って山紫水明様のサイトへ行き,目標物を
見つけてダウンロード,という作業しかしておらず,冒頭部分は素通りでした.申し
訳ありません.

質問しました「右⇒⇒左」などの件は,登録されている ver 2.11 にはなく ver 2.3
5 までに追加された機能であり,だから ver 2.11 付属の説明には書かれていないの
だと思っておりました.



フォルダ選択の件についても了解しました.本日やっと,私が希望していた事柄は既
に実装済みなのだということを理解しました.

> 変換対象のファイルの1つは必ず開いておく必要があります。

という仕様の下では,
1)変換したいファイル群のフォルダへ行き,
2)変換したいファイルの1つを開き,
3)変換リストの中身を確認し,
4)変換作業を実行する
という方式に考え方を改めればいいのですね.

こうすれば,私が希望しておりました
1)変換リストのあるフォルダへ行き,
2)リストの中身を確認し,
3)変換したいファイルの1つを開き(仕様ですね)
4)変換作業を実行する
という流れと段取数として同じになります.

最初に変換リストのあるフォルダへ行く,という考え方に固執してしまっていたので,
その後の作業が面倒臭く感じたのだ,ということが分かりました.


色々とご丁寧に対応して下さいまして,本当にありがとうございました.

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