Archive解凍時に新しいウインドウが作られNo.04033
Az さん 13/05/08 14:31
 
こんにちは。
Windows7 SP1で秀丸ファイラー(V1.05β9 )を現在使用しています。

圧縮・解凍ソフトウェアは
・Lhaz
・Explzh
・7-Zip
と用途によって使い分けているのですが、β9になってからあたりからなのですが、
ダウンロードしたArchiveを解凍すると、LhazとExplzhでは新しいウインドウが作成
され、解凍したフォルダがフォーカスされるような現象があります。
(タスクマネージャー等で確認すると、秀丸ファイラーのプロセスが1つ増えている
ような状況になります。)

7-Zipで解凍するとそういうことはないのですが、これは仕様(設定のどこかの箇
所)に変更があった為でしょうか?

ご教示にほどよろしくお願いいたします。
失礼いたします。

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RE:04033 Archive解凍時に新しいウインドNo.04035
秀丸担当 さん 13/05/08 15:10
 

>7-Zipで解凍するとそういうことはないのですが、これは仕様(設定のどこかの箇
>所)に変更があった為でしょうか?

β9で、関連しそうな修正がありました。

>・管理者として起動されているものがあるときに、非管理者として既存の
>秀丸ファイラーにタブを追加しようとするときは別のウィンドウにする。

という修正が関係していそうです。
秀丸ファイラーClassicが既に管理者として起動している場合、非管理者として
外部から起動されようとすると、別のウィンドウになるように修正がありました。
もしかしたらこれに該当して、既に管理者となっていると、そうなることがある
と思います。(またはその逆でも)
管理者かどうかは、タイトルバーに「(管理者)」として表示されるようになって
いて、それで判別できます。

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RE:04035 Archive解凍時に新しいウインドNo.04039
Az さん 13/05/08 19:26
 
ネットワークドライヴ絡みでの仕様の変更なのか、そのあたりよくわからないのです
が・・・。

例えば、私の場合ですが、Windows7上のユーザは自分だけしか当該PCを使用しないの
で、Windows推奨の複数のユーザアカウントを作ってというのではなく、自分だけが
ユーザ、つまりユーザアカウントの種類は、管理者(Administrator)です。

UserNameがAzだとしますと、PCネームはAz-PCとなり、processhacker等でプロセスの
UserNameを見ますと、システムやサービスはNT
AUTHORITY\SYSTEMやNT AUTHORITY\NETWORK
SERVICEとなりますが、他のプロセスはすべてUserNameは「Az-PC/Az」という感じです。
※Azというネームはここではダミーですが。

その状態で秀丸ファイラーをタスクバーから起動し、β8までですと、
・Lhazのオプション → 解凍 → 解凍先を開く(チェック)
・Explzhのオプション → シェルエクステンション → 解凍時設定 → 解凍後、エク
スプローラーの自動起動(チェック)

と、いう設定でも秀丸ファイラーの同一ウインドウの別のタブで解凍先は開きました。
ですが、β9からは仕様の変更ということで、上述のLhaz,Explzhのチェックを外さな
い限りは、別ウインドウで開くという挙動です。

ここでちょっと分からないのが、前述しましたように、システムやサービス以外のプ
ログラムのプロセスは(エクスプ御ローラーでもですが)「Az-PC/Az」で起動してい
ます。

「Az-PC/Az」が管理者(Administrator)であったとしましても、他にユーザアカウ
ントがないので、

>・管理者として起動されているものがあるときに、非管理者として既存の
>秀丸ファイラーにタブを追加しようとするときは別のウィンドウにする。

↑このあたりの仕様があてはまるのかどうか、ちょっと不可思議な感じも覚えたりも
しました。

LhazやExplzhの解凍後の解凍先を開く設定のチェックの有無がエクスプローラーを指
しているのだとしましても(ちなみにLhazでも明示的にオプションで解凍先の開き方
のアプリケーションを秀丸ファイラーにしています)、管理者と非管理者という仕様
と、私がここで申し上げている新しくウインドウが開かれるといったことが同一の意
味合いを持つのかどうかといったあたりが、ちょっとわからない点です。

※他にも、ウインドウの位置が重なるとかいくつかあるのですが、とりあえず、この
レスでは、上記の疑問点だけを記させていただきました。


2013年5月8日 15:10 秀丸担当 <15282C70.turukame.7@maruo.co.jp>:

>
> >7-Zipで解凍するとそういうことはないのですが、これは仕様(設定のどこかの箇
> >所)に変更があった為でしょうか?
>
> β9で、関連しそうな修正がありました。
>
> >・管理者として起動されているものがあるときに、非管理者として既存の
> >秀丸ファイラーにタブを追加しようとするときは別のウィンドウにする。
>
> という修正が関係していそうです。
> 秀丸ファイラーClassicが既に管理者として起動している場合、非管理者として
> 外部から起動されようとすると、別のウィンドウになるように修正がありました。
> もしかしたらこれに該当して、既に管理者となっていると、そうなることがある
> と思います。(またはその逆でも)
> 管理者かどうかは、タイトルバーに「(管理者)」として表示されるようになって
> いて、それで判別できます。
>

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RE:04039 Archive解凍時に新しいウインドNo.04040
Az さん 13/05/09 00:49
 
先のPOSTでは、アーカイバー(Lhaz,Explzh)の設定の記述が紛らわしかったので、
追記としてここにあらためて記します。

・Lhazの設定
オプション → 解凍 → 解凍先を開く(チェック)
オプション → 全般 → 解凍・圧縮先の開き方 → アプリケーション(秀丸ファイ
ラーのパス)

・Explzhの設定
オプション → シェルエクステンション → 解凍時設定 → 解凍後、エクスプロー
ラーの自動起動(チェック)
オプション → アプリケーション連携 → フォルダを開く処理 → 指定のファイラー
で開く(秀丸ファイラーのパス)

上記のような設定です。
ユーザアカウントは、先のPOSTで申し上げさせていただいたとおりです。


あと、これは蛇足的な記述になります。
上述のようなアプリケーションの設定、且つアカウントは私自身が管理者(Administ
rator)という状況で、圧縮ファイルをLhazやExplzhで解凍しようとした時、process
hackerで見ることが出来るプロセスの状況なのですが。

β9でしか確かめていませんが、秀丸ファイラーを普通に起動した時にprocesshacker
のプロセスからプロパティを見てみますと、親プロセスは「explorer.exe
」となっています。
この状態で例えばタブの分離などを行い新しいウインドウが開きますと、親プロセス
「explorer.exe」配下の秀丸ファイラーの配下に、今度は親プロセスが「HmFilerCla
ssic.exe
」というようなプロパティを持った秀丸ファイラーのプロセスが発生する、といった
感じです。
このようなプロセスの動きかたは納得がいきます。


ただ、タブの分離等ではなく、先のPOSTのようにLhazやExplzhで解凍を試みますと、
親プロセス「explorer.exe
」の秀丸ファイラーの配下にプロセスが発生するのではなくて、親プロセスを持たな
い「Non-existent
process」といったプロパティの秀丸ファイラーのウインドウが出来ます。

試しに、この親プロセスを持たない秀丸ファイラーの任意のタブに圧縮ファイルをコ
ピーしLhazやExplzhで解凍を試みますと、また新たに親プロセスを持たない(親プロ
セスが「explorer.exe
」でも「HmFilerClassic.exe 」でもない)「Non-existent
process」の秀丸ファイラーのウインドウが作られていく、といった感じなのです。

このようなウインドウの派生(プロセスの発生)の仕方は、β9で仕様変更となった

>・管理者として起動されているものがあるときに、非管理者として既存の
>秀丸ファイラーにタブを追加しようとするときは別のウィンドウにする。

↑このあたりと整合性があるのかどうか(アカウントは私自身が管理者(Administra
tor)だけであったとした場合に整合性がある挙動なのかどうか)といったあたりな
どもよく分からなかったりする点です。

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RE:04040 Archive解凍時に新しいウインドNo.04041
秀丸担当 さん 13/05/09 10:03
 

管理者という書き方がまぎらわしくてすみません。
この場合の管理者はVistaから導入されているUAC(ユーザーアカウント制御)で
昇格する場合のことで、全く同じユーザーでも普段は管理者ではなく、管理者と
して起動するときに画面が暗転して管理者に昇格するといった機能のことです。

それで、おそらく管理者として起動していて、タイトルバーには「(管理者)」と
表示されているのではないかと思います。
Windowsの標準の設定では、こういう状態になるときは画面が暗転して昇格する
ことがわかるようになっています。
もしかしたらコントロールパネルで暗転や確認が出ないように設定されていると
したら、気づかないうちに管理者になっているかもしれません。

暗転しなくても、秀丸ファイラーClassic V1.05β5以降ではタイトルバーの
「(管理者)」で判断できます。

関連する修正はβ7でもありました。
>・「二重起動しない」のときであっても、管理者として起動するときは
>別のウィンドウにする。

これで別のウィンドウになっているのかもしれないです。
このとき、既に管理者として起動していて、もう一度管理者として起動するとき
も別ウィンドウになっていました。
この場合は無駄がありました。

管理者と非管理者が食い違うときは別のウィンドウにすることは必要性がありま
すが、管理者→管理者または、非管理者→非管理者といったように同じ権限の場
合は「二重起動しない」は働くように修正させていただきます。

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RE:04041 Archive解凍時に新しいウインドNo.04043
Az さん 13/05/09 10:31
 
Reply、ありがとうございます。

タイトルバーの管理者等の表示は・・・たぶん、私がUACの制御を切っている(通知
しない)としていることなども影響してか、秀丸ファイラーのほうのタイトルバーに
も何も表示はされません。
が、特にこのあたりは気にしていません(ローカルネットワークでの共有等も使用し
ていませんし。)

それで、おそらく本題と思われます

管理者→管理者または、非管理者→非管理者といったように同じ権限の場
> 合は「二重起動しない」は働くように修正させていただきます。
>

↑このあたりの件、ご対応をしていただけるとのことで嬉しく思います。
お手数をおかけして恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

それでは失礼いたします。

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RE:04043 Archive解凍時に新しいウインドNo.04044
秀丸担当 さん 13/05/10 11:38
 

その後いろいろ試してみたところ、Windows7でUACを解除して、同じ設定にして
やってみたところ、症状を再現させることができました。
次のβ版で修正させていただきます。

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RE:04044 Archive解凍時に新しいウインドNo.04046
Az さん 13/05/10 23:39
 
こんにちは。
お忙しいなか、ご検証していただきましてありがとうございました。
再現性をご確認していただき、修正していただけるとのこと、重ね重ねありががとう
ございます。
楽しみにしています。
それでは失礼いたします。

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RE:04044 Archive解凍時に新しいウインドNo.04052
Az さん 13/05/14 11:33
 
こんにちは。
UACをきった状態でのアーカイブ解凍時のウインドウの件ですが、β10で新しいプロ
セス(ウインドウ)が派生せず、以前のような感覚で秀丸ファイラーを使用できるこ
とを確認することが出来ました。
修正していただまして有難うございました。
簡単ですが、β10での修正の件についてのご報告をさせていただきました。
それでは失礼いたします。

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