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Teracopyをダウンロードして試してみたところでは、貼り付けの実行時はエクス
プローラの機能をすり替えしたりしているようです。
秀丸ファイラーでのクリップボードの貼り付けは、そのまま貼り付けだけを指示
しているのではなく、貼り付け後の新しくできたファイルを自動的に選択するた
めに、Vista以降では標準のコピー処理を行ってそこから得られるコピー後のフ
ァイル名を取得したりしています。
そういう処理をせず、ただそのまま貼り付けを指示するだけというオプションを
追加することは簡単です。
そういうオプションの追加を検討させていただきます。
ドラッグ&ドロップはそのまま何もせずにできるようです。
「フォルダへコピー...」のダイアログからのコピーでは、単に貼り付けの指示
を出すわけにもいかず、Windows標準のコピー処理を行うしかなく、なぜかこれ
の場合は横取りしてくれないようです。
コピーハンドラという拡張はそもそもWindowsには存在していないはずで、それ
ぞれのソフトは独自にOSに介入する形でやっているのだと思います。
以前にClassic Shellのコピー確認ダイアログをXP風にするものをやってみたら、
標準の処理が置き換わったわけではなく、上書き確認のダイアログを見えないよ
うにして、独自のダイアログを見えるように出すというようなことをしたりして
いました。
しかもそれは上書き確認のときに出るアイコンのためのアイコンオーバーレイ拡
張として実装されていたりして、けっこう無理矢理でした。
Teracopyはどうやってやっているのかわかりませんが、それと似たような感じか
もしれません。
一般的には正規に拡張可能なハンドラとしては、右ボタンのドラッグ&ドロップ
ハンドラや、コンテキストメニュー拡張になると思いますが、Teracopyの場合は
コンテキストメニューに「TeraCopy...」という項目ができるようです。
これを使うとしたら、普通の右クリックの他に、ツールバーのボタン化すること
も一応できます。
ブックマークやツールに項目を追加して、「パス」に
js:ContextMenu("TeraCopy...");
と書いておくとコンテキストメニューを選んだことになる項目になります。
リンクバーやツール項目バーを表示させるとボタンになります。
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