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コピー時の自動選択は、XPとVista以降ではOSがサポートする機能の違いにより、
挙動が異なっています。
XPのほうはコピー結果のファイル名を正確に得る方法が無いので、元のファイル
名と一致したものがあればとくかく選択してしまいます。
おそらくこの挙動が期待されているのだと思いますが、実は正確ではないです。
「a.txt」を同じフォルダに貼り付けて「コピー 〜 a.txt」になったら、新しく
できたファイルが選択されてほしいところですが、選択はできないです。
別のフォルダへの貼り付けで、上書き確認のダイアログが出たときも、コピーす
る前から選択され、キャンセルしても選択したままになってしまいます。
Vista以降では、そのあたりの情報を知ることができるので、同じフォルダへの
貼り付けの場合は、「a - コピー.txt」という新しいファイル名も選択できます。
別のフォルダへの貼り付けで、上書き確認では、コピーが実際に行われたら選択
され、キャンセルされたら選択されません。
上書き確認で「ファイルの情報を比較する」(Win8の場合)などを選んで、
「a (2).txt」のような番号付の別名になった場合でも、それを選択できます。
XPのエクスプローラでも、正確な選択が行われています。
XPの秀丸ファイラーClassicだけがうまくいっておらず、本当はエクスプローラ
と同じにしたかったのですが、OSがサポートしていないので断念しました。
XP上の秀丸ファイラーClassicの挙動に合わせるのは、むしろ機能が低下するこ
とになってしまうので、できたらこのままにしたいところですが、どうでしょう
か。
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