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ツールバーのボタンで高度なことをするには、リンクバーまたはツール項目バーを表 
示させ、スクリプトを登録する必要があります。 
リンクバーにはブックマークの内容が表示されるので、ブックマークを登録するとい 
いです。 
例えば以下の内容のスクリプトを、C:\Folder\Test.jsというファイル名でメモ帳や 
秀丸エディタで作ります。 
 
Message("テスト"); 
 
ブックマークを追加して、「パス」の右側の「>>」ボタンからスクリプトの参照をし 
てtest.jsを指定します。 
または、パスの部分の先頭に「script:」を書いて、「script:C:\Folder\test.js」 
と書いてもいいです。 
こうしておくとスクリプトをボタンにできます。 
 
基本的には一般的なvbscriptやjscriptと同じなので、vbscriptやjscriptで適当にWe 
b検索して見つかるようなスクリプトは、だいたい書き加えたりして使えます。ファ 
イル名の取得などは秀丸ファイラーClassicの独自のことになります。 
 
 
>1.選択しているファイルのファイル名(拡張子なし)でgoogle検索をするボタンを設置 
>したい 
 
googleのURLの書き方が合っているか自信が無いですが、スクリプトを以下のように 
して一応できました。 
 
var iItem=GetNextItem(-1,2); 
if(iItem<0){ 
  Message("選択がありません"); 
} else { 
  var objFSO = new ActiveXObject("Scripting.FileSystemObject"); 
  var objShellApp = new ActiveXObject("Shell.Application"); 
  var strFile = GetItemPath(iItem); 
  var strBase = objFSO.GetBaseName(strFile); 
  objShellApp.ShellExecute("https://www.google.co.jp/search?q="+encodeURI(st 
rBase)); 
} 
 
 
>2.選択しているファイルのファイル名(拡張子なし)で同じ階層にフォルダをそのファ 
>イル名で作成して、その新しいフォルダのなかに選択していたファイルを入れたい。 
>そのボタンをツールバーに配置したい 
 
これは以下のようにしてできました。 
ファイル名の取得や開く動作以外は、フォルダの作成やファイルの移動自体は適当に 
vbsとかをWeb検索して知ったものです。 
 
var strDir=GetDirectory(); 
if( strDir != "" ) { 
  var iItem=GetNextItem(-1,2); 
  if(iItem<0){ 
    Message("選択がありません"); 
  } else { 
    var objFSO = new ActiveXObject("Scripting.FileSystemObject"); 
    var strFile = GetItemPath(iItem); 
    var strBase = objFSO.GetBaseName(strFile); 
    var strTarget = strDir+"\\"+strBase; 
    objFSO.CreateFolder( strTarget ); 
    objFSO.MoveFile(strFile,strTarget+"\\"); 
    Open(strTarget); 
  } 
} 
 
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